2024.06.03
暮らすあす6月4日(火)の北海道の天気予報と、週間予報を、HBCウェザーセンターの児玉晃(こだま・あきら)気象予報士がお届けします。
児玉気象予報士が描いた、独特なイラストとともに…。
けさは晴れて、上空の寒気の影響も合わさって、冷えました。
きょうの気温を振り返ると、最低気温は帯広や北見など道東方面の内陸で5度前後。
十勝の上士幌町糠平では-0.4度まで下がりました。
日中も日ざしが少なくヒンヤリして、雨が降った函館は14.0度と4月下旬並みでした。
きょう6月3日は、過去30年の平均で見ると、道内どこかで冬日、最低気温0度未満を観測するシーズン最後の日なんです。
なのでこの時期に、どこかでマイナスの気温になってもおかしくないんです。
ことしはサクラ前線も暑さも早く来たので、感覚が変わっているかもしれませんが、やはり、6月に入っても冷えるんです。
今週の傾向です。
今週前半はまだナツさんと寒気くんが仲良しで、物足りない気温が続きますが、後半になると暖気くんと手をつないでます。
ナツさんの顔も元気になって、暑くなりそうです。
札幌を例に、今後の予想気温を見ると、木曜の朝まで気温は平年並みか低め。
木曜の朝まで、内陸では0度くらいまで下がるところもあるため、霜に注意が必要です。
木曜の日中以降は、気温が上がり、週末は25度以上の夏日になりそうなので、暑さ対策が必要です。