2024.06.03
深めるこの日やってきたのは、みゆきさんと同じ高校の同級生5人組。
泊まりがけで仏教の世界をゆるっと体験します。
みゆきさんは「実際にやってみて、すごくリラックスできた。落ち着ける場所って限られているので、ととのう…じゃないけどいろんな高校生にも味わってもらいたい」とゆる小僧への思いを話します。
リラックスしたい、高校生の心をわしづかみにできるでしょうか。
プログラムにある「30分の瞑想」。
渋谷智海副住職がこう語りかけます。
「空海はこんな言葉を残しています。『人には必ず仏の心がある。深海のような穏やかな心を持っている。その心のうえに不安とか焦りとか欲望が渦巻いていて、その心に気付けていない』」
自分の不安と向き合い一度力を抜く。30分の瞑想には、そんな狙いがあります。
高校生たちについて、渋谷副住職は「一番は将来の不安みたいなものが多いんじゃないかな」と寄り添います。
「やるべきことやっていても、どうしても不安は起きてしまうので、一回吐き出して、フラットにしていく時間があるといいなと思っています」
夕食の時間。カレー作りにお寺は一転、宿泊研修のような空気に包まれました。
そして夜9時。ゆる小僧のメインイベントがはじまりました。