2024.06.03

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「時間に追われている…」高校生がゆるーく瞑想体験 32歳女性副住職が伝える“こだわりを捨てる”大切さ

高校生もリラックスしたい

この日やってきたのは、みゆきさんと同じ高校の同級生5人組。

泊まりがけで仏教の世界をゆるっと体験します。

みゆきさんは「実際にやってみて、すごくリラックスできた。落ち着ける場所って限られているので、ととのう…じゃないけどいろんな高校生にも味わってもらいたい」とゆる小僧への思いを話します。

リラックスしたい、高校生の心をわしづかみにできるでしょうか。

プログラムにある「30分の瞑想」。

渋谷智海副住職がこう語りかけます。

「空海はこんな言葉を残しています。『人には必ず仏の心がある。深海のような穏やかな心を持っている。その心のうえに不安とか焦りとか欲望が渦巻いていて、その心に気付けていない』」

自分の不安と向き合い一度力を抜く。30分の瞑想には、そんな狙いがあります。

高校生たちについて、渋谷副住職は「一番は将来の不安みたいなものが多いんじゃないかな」と寄り添います。

「やるべきことやっていても、どうしても不安は起きてしまうので、一回吐き出して、フラットにしていく時間があるといいなと思っています」

夕食の時間。カレー作りにお寺は一転、宿泊研修のような空気に包まれました。

そして夜9時。ゆる小僧のメインイベントがはじまりました。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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