2024.05.28
深める大竹アナ:最後に改めて、この作品がどんな作品になってもらいたいと思いますか?
前田監督:映画は大ヒットしてほしい。多くの人に観てもらいたい、その一言につきます。
やはり映画は最終的に、ぼくらは生み出すことはできますけども、その映画を育てていただくのは観客なんですね。
観ていただいて、育てていくということができて、やっと映画が成長して大人になっていくと思っています。
ぼくたちスタッフとキャストは生み出すところまでなんですよ。あとは観客のみなさんがどう育てていただくか、どういうふうに映画が大きくなっていくのかというところを、すごくいつも楽しみにしているので、そういう意味ではまだこれからです。
よろしくお願いします。
【一足先に観て感じた、映画の魅力3選:90歳の孤独…それでも。ベストセラーエッセイ『九十歳。何がめでたい』映画化!魅力3選】
6月21日(金)全国公開。
上映劇場は公式ホームページからご確認ください。
原作者・佐藤愛子さんが別荘を持つ、北海道・浦河町でも、「浦河大黒座」で7月21日(日)から上映されることになりました。
・ストーリー
数々の文学賞を受賞してきた佐藤愛子。90歳を過ぎ断筆をして人付き合いも減り、鬱々と過ごしていたところに、中年の編集者・吉川がエッセイの依頼を持ち込む。「いちいちうるせえ!」と世の中への怒りを赤裸々に書いたエッセイは意図せず大好評となり、愛子の人生は90歳にして大きく変わっていくのだが…
・キャスト
草笛光子
唐沢寿明 / 藤間爽子 片岡千之助 中島瑠菜
オダギリジョー 清水ミチコ LiLiCo 宮野真守 石田ひかり 三谷幸喜
木村多江 真矢ミキ
・企画・プロデュース:岡田有正
・企画:古賀誠一 石塚慶生
・プロデューサー:近藤あゆみ 山田大作
・原作:佐藤愛子『九十歳。何がめでたい』『九十八歳。戦いやまず日は暮れず』(小学館刊)
・監督:前田哲
・脚本:大島里美
・音楽:富貴晴美
・製作:2024映画「九十歳。何がめでたい」製作委員会
・制作プロダクション:スタジオブルー
・配給:松竹
ⓒ2024映画 「九十歳。何がめでたい」製作委員会 ⓒ佐藤愛子 小学館
インタビュー:HBCアナウンサー・大竹彩加
編集:Sitakke編集部IKU
※掲載の内容は試写会時(2024年5月)の情報に基づきます。