2024.05.28

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「​​人生ってどの時代もしんどい。だから…」監督に聞いた!映画『九十歳。何がめでたい』の見どころ

90歳の草笛さん、生命力あふれる理由

前田哲監督、HBC大竹彩加アナウンサー

大竹アナ:草笛さんはほんとにお茶目な方ですね。

前田監督:チャーミングな方ですよね。それが作為的ではないんですよ、自然な感じでね。そこがエンターテイナーでもあるし、天然でもあるし、素敵な人だと思います。

大竹アナ:撮影の合間にも、監督と草笛さんが指切りをされていましたよね?

前田監督:(セリフや演出上の)約束をすぐ破るんで(指切りをした)。自由な人なんですよ。自分勝手なのではなく、自由な人なので。
感じたまま、今、瞬間瞬間を生きている人なんですよね。だからあんなに生命力があふれていて、みんなが力をもらえる。エネルギーを発していると思うんですよね。

Ⓒ2024映画「九十歳。何がめでたい」製作委員会 Ⓒ佐藤愛子/小学館

大竹アナ:監督と草笛さんの絆がすごく強いと感じたんですけど、監督にとって草笛さんはどんな存在ですか?

前田監督: 銀幕のスターであり、非常にリスペクトする人生の大先輩。すごく尊敬もしていますし、大好きなんですけど、なかなかそう思うと強いことを言えない。映画をよくするために、そういう自分の内に秘めているものは打ち切って、いち女優といち監督として向き合おうと頑張っております。

大竹アナ:元旦に草笛さんの自宅を訪れていると伺いましたが…

前田監督:1月1日に必ず呼んでいただいて、おせち料理を食べるというのが毎年の繰り返しになっています。100歳まで続けばいいんですけど。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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