2024.05.24
深める忍者たちに舞い込む依頼。
それが「モーションキャプチャー」です。
モーションキャプチャーとは、実際のヒトやモノの動きをカメラやセンサーで読み取り、デジタル技術でリアルに映像化する表現方法です。
機械で作り上げる動きよりも、人の自然な関節の動きがよりリアルに再現できます。
アニメやゲームのCGに利用され、登別伊達時代村の役者たちが演じたアニメ作品も、世界に配信されました。
「えっ北海道にこんな人たちがいるの?」
登別伊達時代村の忍者演劇演出家、山田桂司さん(67)はそう声をかけられることがあるのだといいます。
「いろんなクライアントの人たちが、私たちの演技に感動してくれる」と胸をはります。
「彼らがやってきたことはすごく大きなもので、そこを若い子が背中をみて追っかけてきてくれたら、最高かな」
登別伊達時代村では、これまでに5つほどの作品のアニメ制作に関わってきました。
札幌の制作会社「アレクト」のCGディレクター、安保英樹さんもモーションキャプチャーの依頼をした一人。
「忍者や侍の壮大な演技を見て、洗練された動きに深く感銘を受けた」
「演出家の卓越した技術と精神に対する敬意が強かった」
とその理由について話していました。
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2024年5月2日)の情報に基づきます。
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