今週も インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクト に寄せられたみなさまからのお写真をご紹介します。(2024年5月9日〜5月17日ピックアップ分)
大河ドラマの〝マロ眉毛〟のようなシマエナガちゃん!
おそらく偶然にもたらされた模様なのでしょうが、なんともかわいらしいですねー。
このお写真には、ご自慢の長いシッポが写っていませんが、この時期、長いシッポがキュッと曲がったシマエナガに会うことがあります。
そのシッポが曲がったシマエナガは、ほとんどの場合メスで、せまい巣の中で長い時間、ジッと卵を温めているために、シッポが曲がってしまったのです。いま多くのシマエナガが、卵を温めている最中。
万が一、巣に出入りしているシマエナガや、巣にエサを運び入れているシマエナガを見つけたとしても、巣の下で長い時間ジッとながめていたり、カメラを三脚につけて写真や動画を撮るのは、カラスなどに巣があることを教えてしまうことにつながりかねないので、どうぞお控えください。
青い花はエゾエンゴサクで、どうやらエゾシマリスは、この花や茎を食べているようです、どんな味がするのでしょう?
聞いた話では、アクがなく、まったくクセもなく、さっとゆでて〝おひたし〟にすると、とっても美味しいとのこと。
アイヌの人たちは、エゾエンゴサクの根を「トマ」と呼び、さっと湯がいたものを干して保存食にしたといいます。
幕末の探検家・松浦武四郎も、釧路から阿寒を通って、摩周湖をひと回りした時に、宿でこの干したエンゴサクを、おかゆとともに食べたと、日誌に書き残しています。漢方では、鎮痛薬などとしても使われるのだそう。