2024.05.18

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土地は半額、遊び場充実!子育て世代の移住でこんな時代に人口が増えるマチが北海道に…「消滅可能性都市」を考える

肝心の人口は10年で25%減…

一方で、2014年に4743人だった人口は、今年3591人。
25パーセントも減りました。

今、木古内町が力を入れているのが「移住と定住の促進」です。

2022年から、町内でマイホームを取得する人には100万円。

町外からの移住や子育て世帯にはさらに100万円を上乗せするなど、最大600万円が補助されます。

この2年間で、27世帯が制度を利用し、半数は町外からの移住です。

さらに、新幹線木古内駅から徒歩10分の場所にある2LDKのこの家で、移住体験もできます。

冷蔵庫をはじめ、電子レンジも炊飯器も…家具・家電が一通りついている広い住宅!

「身一つ」で来て木古内町の暮らしを体験することができます。

体験期間は1週間から1か月、夏場は光熱費込みで1泊1500円です。

三重県から体験に訪れた男性は「ありがたい取り組み」だと話します。

「暮らすだけではなくて職業体験とか、そういうのがあれば、より住みたいなという思いは出てくると思う」

木古内町の人口が増えていない理由について、観光まちづくりが専門の北海商科大学の池ノ上教授はこう話しています。

▼近隣の都市から人口を奪い返そうにも函館に奪い返す人口がいない
▼人口減少後の社会や都市環境をどう作り直すか対策することが重要

マチの特色や魅力をどうアピールしていくか。

「マチを消滅させない」ための模索が続いています。

一方で、道内で人口が増えている数少ないマチがあります。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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