今週も インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクト に寄せられたみなさまからのお写真をご紹介します。(2024年5月6日〜5月10日ピックアップ分)
エゾリスやキタキツネは、子育てをしている間に、子ども数や成長の具合によって、何度かの〝お引っ越し〟をします。「きょうの1枚」は、そんなお引っ越しの様子なのでしょうか?
それとも、お母さんギツネがエサをとりに出かけている間に、巣穴から遠いところまで遊びに行ってしまった子ギツネが、叱られて、強制的に連れ戻されている途中なのかも知れません。
首の後ろのところを、お母さんギツネに、口でギュッとくわえられて持ち上げられると、ほとんどの子ギツネは、不思議なことに手足をばたつかせることなく、すっかり観念してしまって、おとなしく運ばれて行きます。
こんなときの子ギツネは決まって、「あ〜あ、かーちゃんには、さからえないよ」とでも言いたげな、あきらめの表情をします。
キャプションによると、このシマエナガちゃん、満開のスモモの花の中にいて、まるで自分もスモモの花になったかのようにジッとしていたとのこと。スモモの花は、白い色をしていて、小さな花が集まって〝こんもり〟しているので、シマエナガがまぎれ込んでいても、ジッとしていれば、近くを通った人にも、まったく気づかれないかもしれません。もしかしたら、自分が〝スモモの花に似ている〟ことを知っているのかも知れませんね。
もうすぐしてヒナが孵ると、エサをとって運ぶのに大忙しになるシマエナガ。
スモモにまぎれているのは、つかの間の〝休息〟なのかも知れません。