温暖化のせいでしょうか、雪解けは年々早くなるし、まだ春だというのに、場所によっては30度を超えるような暑い日になることも増えていますね。
きょうご紹介するお写真も、そんな、春だというのに暑い日のことなのでしょうか?顔のあたりは〝夏毛〟に換わっているものの、カラダはまだもふもふの〝冬毛〟のエゾユキウサギ。
カラダはまだすっぽり〝冬の装い〟なので、おそらく暑さにやられてしまっているのでしょう、表情といい、寝そべり方といい、「もう、やってらんないわ」って感じですね。
温暖化が進行すると、寒いところで暮らす動物たちが最初に大きな影響を受けるといいます。
「ユキウサギさん、暑そうでホントお気の毒に…」ではすまされない事態にならないよう、祈るばかりです。
肩から背中にかけて、まだもふもふの〝冬毛〟が残っていますねー。
暑い日だったのでしょうね、神社の〝灯籠〟に抱きつくと、きっとひんやりして気持ちが良いのでしょうね。
手つかずの森が残っていることも多いため、北海道の神社やお寺では、リスをよく見ますね。
以前このサイトでも、お地蔵さんの頭の上にエゾリスが乗っかっていて、まるで〝チョンマゲ〟のようになっているお写真や、神社の軒下で子育てをするリスの姿を撮影したお写真などもご紹介させていただきました。
いずれも「そんなことしたら、バチがあたっちゃうよ」とハラハラしてしまいますが、なんともその姿が愛らしく、そのかわいらしさに免じて、神様もお許しくださるに違いありません。
なんともかわいらしい、キタキツネの赤ちゃんですねー。
土を掘った巣穴の中で生まれて、ようやく外の世界をのぞきはじめたようです。
パヤパヤの黒っぽい色の毛に、まだちょっと青みがのこる瞳、生まれてから1か月もたっていないくらいの子でしょう。
お母さんギツネが、エサをとりに行って巣穴を離れている間に、子ギツネ達は、どんどん行動範囲を広げていきます。最初は、巣穴から顔を出して、まぶしそうに外を見ていたのに、いつの間にかチョロチョロと外に行動範囲を広げ、たまに遠くまで行きすぎたのをお母さんギツネに見つかちゃって、叱られてトボトボと巣穴に戻って来たり。
そんな成長の過程は、どこか人間くさくって、見ていて飽きることがありません。
文:インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクト事務局 / ami_papa
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