2024.05.05
暮らす2023年7月の法改正で、最高速度が時速20キロを超えない構造など、一定の基準を満たせば16歳以上は免許なしで乗ることができる「電動キックボード」。
ルールが緩和されたことで、より身近な乗り物になりつつあります。
札幌の特定小型原動機付自転車の販売代理店には、カラフルな電動キックボードが並んでいました。
こちらのお店では2021年の販売以降、問い合わせが増え、去年1年間でおよそ30台が売れたといいます。
興味を示すのは、若者だけではないようで…。
お店の宮坂さんは「高齢の方から、自分でも乗れるでしょうかと。実際に乗ってみたいという問い合わせが多いです」といいます。
免許返納後に、車の代わりに生活の足としての利用を考える高齢者が多いそうです。
しかし、実際に試乗してみると…実はとってもバランス感覚が重要な乗り物。
宮坂さんによると、キックボード自体に慣れていない高齢者は、安定した運転がなかなかできないようです。
「いま現状、当社で扱っている電動キックボードでは、運転が非常に難しいということで、断念されるケースが非常に多かったです」
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