今週も インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクト に寄せられたみなさまからのお写真をご紹介します。(2024年4月15日〜4月19日ピックアップ分)
シマエナガが、巣を作る材料を集めているところなのでしょうが、口にくわえた動物の毛が、ネズミのヒゲのように見えてます、とってもかわいらしいですね。
冬の間、群れで行動していたシマエナガも、いまはそれぞれパートナーを見つけて、巣作りや、子育ての準備のまっただ中です。
動物の毛や、苔などを使って、ニット帽のような伸び縮みする巣を作って、8〜12個くらいの卵を産みます。
場所によっては、もう巣が完成していて、卵を産むタイミングを見計らっているようです。
卵を産み、ヒナたちが孵って、巣立ちするまで、およそ1か月ほどかかるのですが、その間に、7〜8割の巣が、おもにカラスなどによって襲われ、壊されてしまうのだといいます。
様々な困難を乗り越え、かわいらしいヒナたちが誕生し、無事、巣立ちする姿を見ることが出来ると良いのですが。
1枚目のお写真が、「飛膜が枝にぶつかりそうだったので、いったん向かって右側の飛膜をたたんで、枝を交わしてからの…」
で、2枚目が「ふたたび飛膜を広げた」ところなのだそうです。
この2枚のお写真の、飛膜のコントロールも、おそらく20〜30分の1秒くらいの間のの出来事だと思います、スゴイ身体能力ですねー。
以前に、エゾモモンガの飛ぶ(滑空する)速さを調べたところ、時速35キロくらいでした。
森の中を、木をかわしながら飛ぶ速さとしては、かなりのスピードではないでしょうか。
そんなスゴさを感じさせることなく、ごちそうをくわえて、笑顔(?)を浮かべて、余裕で森を滑空するエゾモモちゃんは、やっぱりスゴイ!