建物から激しく立ち上る炎…。3月、岩見沢市で起きた住宅火災です。
警察などによりますと、この家ではネコを10匹以上飼っていて、ペットによる漏電が出火の原因となった可能性もあるということです。
ペットはときに飼い主の予想を超えた行動を取ることもあります。
NITE(製品評価技術基盤機構)の安元隆博さんは「事故の対策は1つ突破されても次の対策で防げるように、二重三重でやってもらいたい」と話していました。
2013~2022年度のNITEの資料によると、ペットが原因の火災にはこんな例があります。
●コンロの操作ボタンやスイッチを押す(最多件数)
●尿や抜け毛についた水分によるショート
●配線器具やバッテリーをかんでショート
これらはすべて実際にあったケースです。
犬や猫などのペットを室内で飼っている家庭では、目を離すときや出かける際にケージに入れるのはもちろんですが、ほかにどんな対策をしたらいいんでしょうか?
●ガスの元栓をしめる
●主電源を切る
●興味を持ったりかじったり触ったりするような行動や習慣を普段から観察する
とにかく、「二重三重で対策する」ことが重要です。
ペットとの楽しい新生活が悲しい事故につながらないよう、入念に対策していきましょう。
連載「じぶんごとニュース」
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2024年4月4日)の情報に基づきます。
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