今週も インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクト に寄せられたみなさまからのお写真をご紹介します。(2024年4月1日〜4月5日ピックアップ分)

お祭りが終わって…〝モモンガ・ロス〟に?

撮影:@ckw.panbanisha さん

珍しいオンコの木(?)の巣穴から顔を出した、エゾモモンガ。
小さめの巣穴から顔を出すとき、顔とか耳とかが引っかかって、顔が引っ張られて、いつもと違うかわいらしい顔になりますねー、〝モモンガあるある〟のひとつです。

「きょうの1枚」も、そんな感じしょうか?
ネコの顔を両手でくるんで、ほっぺたや耳をギュッと、後ろに引っ張ると、目がつり上がってこんな感じになります。ちょこんと添えられた手が、なんとかわいらしいことでしょう!

日中も行動していた繁殖期、いわゆる〝モモンガ祭り〟も終わって、森は静けさにつつまれています。
これからの季節は、木の葉が茂るため、なかなかエゾモモンガの姿を見ることが出来なくなります。
年が明けた頃から数か月にわたって毎朝、暗いうちから森へ通い、モモンガを観察なさっていたモモンガウォッチャーの方々は、きっといまごろ〝モモンガ・ロス〟なのではないでしょうか?

木登りは得意!でも・・降りるのは…?

撮影:@osax.co さん

この冬、目撃例がとっても多い、キタイイズナですねー。
ネズミを追って、木を、かなりのスピードで登っていったのだそうです。
その長さは、15センチほどですから、親指2本分とか、歯磨きチューブくらいとか、魚肉ソーセージとか、さけるチーズとか、何と表現していいのやら、いつも悩むのですが、本当に小さいのです。

この小ささを利用して、ネズミなどの巣穴にスルスルッと入っていって、食べちゃう、世界最小の肉食獣。
木に登る姿をあまり見たことはありませんでしたが、木登りも得意なんですねー。

@osax.co さんによると、木に登るのはかなりのスピードだったようですが、降りてくるのはかなり苦手だったよう、とのこと。3枚目のお写真は、上にも下にも行けず、木登りの途中で固まってしまった、人間の子どものようで、かなりのツボです!

シマエナガちゃん…引っ張っているのは?

撮影:@ssknorth さん

シマエナガが木から引っ張り出しているのは、クモの糸か、昆虫の繭(まゆ)か、いずれにしても、これからタマゴを産んで、ヒナたちを育てるための、巣づくりの材料にするのでしょう。

シマエナガは、そのほかにも苔や、鳥の羽根、動物の毛などを使って、木の上に、伸び縮みする〝ニット帽〟のような巣を作ります。

色合いは、巣がある木の色に驚くほど似せて作り、パッと見ではまったくわからないようにカモフラージュされています。
それでも、子育て中にカラスなどに襲われてしまい、およそ7〜8割のシマエナガの巣が壊されてしまうのだと言います。
メスとオスが協力して、〝雪の妖精〟と呼ばれた美しい毛並みをボロボロにしながらも子育てをする姿は、力強い生命力にあふれています。

「北海道3大かわいい動物」プロジェクト

インスタグラム:北海道3大かわいい動物プロジェクトでは、北海道の動物たちのかわいい写真を、月〜金曜日の毎日、きょうの1枚として配信しています。

https://www.instagram.com/hokkaido_3dai_kawaii/?hl=ja

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