温泉が恋しい季節になりました。日々の喧騒から離れ、ゆっくりと疲れを癒しませんか?
今回は、札幌から1時間半以内で行ける温泉を6つご紹介します。
道道46号江別恵庭線からほど近く、札幌から車で約45分の場所にある「恵庭温泉 ラ・フォーレ」。恵庭岳を望む小高い丘の一角に佇み、フランス語で“深い森林”という意味を持つ“la Foret”の施設名通り、豊かな樹木に囲まれながら天然温泉を楽しめます。
1998年に日帰り温泉としてリニューアルした同施設。入浴料は大人440円(2023年12月現在)と格安です。
まるで山奥の秘湯に浸かっているかのような露天風呂は開放感が抜群。泉質は“美肌の湯”としても知られる、茶褐色のナトリウム塩化物泉(モール泉)。植物由来の有機物を多く含み、ヒノキのような清々しい香りが特徴です。
大浴場と露天風呂のほかに、『高温サウナ』や『低温塩サウナ』もありますよ。
レストランの食事も充実しており、麺類、カレー、丼など厳選されたメニューが揃います。なかでも具沢山の『海鮮あんかけ焼きそば』は人気ナンバーワン。ボリュームたっぷりで、サウナ飯にもおすすめです。
<施設情報>
■施設名:恵庭温泉 ラ・フォーレ
■住所:北海道恵庭市恵南4-1
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札幌から車で国道274号~道道3号札幌夕張線を経由し、約1時間の場所にある「ながぬま温泉」。源泉かけ流しのお風呂と本場のジンギスカン料理が自慢の宿です。宿泊施設ですが、日帰り温泉も楽しめます。
お風呂は内湯も露天風呂も天然温泉100%の源泉掛け流し。湧出量は毎分約1,150リットルと豊富です。泉質の良さも抜群で、pH値7.8の弱アルカリ性泉で塩分が高く、身体の中からしっかりと温まる感覚になるのだとか。
打たせ湯やジャグジーなどお風呂の種類が多いのも嬉しいですね。
長沼町はジンギスカン文化が深く根付いた町です。敷地内のレストラン「ひつじの旅」では、オリジナルジンギスカンや長沼町内3店舗の味付きジンギスカンの食べ比べを楽しめます。ぜひ本場の味を試してみては?
<施設情報>
■施設名:ながぬま温泉
■住所:北海道夕張郡長沼町東6線北4番地
札幌から車で北海道縦貫自動車道~道道1009号長沼南幌線を経由し、約1時間の場所にある「ユンニの湯」。アイヌ語の“ユウンニ(温泉があるところ)”が由来とされている由仁町の伏見台公園内にあります。
宿泊客以外は、朝風呂(5時30分~8時)と通常営業(10~21時)を利用できますよ。
「ユンニの湯」は褐色がかったコーヒー色のお湯が特徴。泥炭地帯の地下水が、数千年前の石炭層に浸透してこの色になるのだそう。
泉質はナトリウム-炭酸水素塩・塩化物冷鉱泉(低張性弱アルカリ性冷鉱泉)。炭酸水素イオンが多く含まれ、無味無臭でぬめりがあります。お肌がスベスベになる“美人の湯”として評判なんだとか。
露天風呂・内風呂・サウナと設備も充実していますよ。
レストランで提供しているランチメニューは、『松花堂弁当』や『チキンが入った焼きカレー』、『ジンギスカン膳』など種類豊富。軽食を販売するフードコーナーでは、ボリューム満点でテイクアウトが可能な『あげいも』が人気です。
<施設情報>
■施設名:ユンニの湯
■住所:北海道夕張郡由仁町伏見122番地
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石炭で栄えたころの面影が多く残されている三笠市の森の奥深く、人里離れた場所にある「湯の元温泉旅館」。札幌からは車で1時間20分ほどです。宿泊はもちろん、日帰り温泉も楽しめます。
全日本プロレスのレスラーだった現オーナーが作った、雪中キャンプもできる遊び心に溢れたキャンプ場が併設されています。
自慢の温泉は、山間に湧く単純硫黄冷鉱泉。神経痛・関節痛・慢性皮膚病などに効能があるといわれています。露天風呂に浸かれば、山間に静かに響く野鳥や虫の声……。キャンプで凍えた身体もじっくりと温めてくれるでしょう。
当館の名物は、厳選された良質な鴨肉を使用したボリューム満点の『合鴨鍋』。先代から引き継いだ醤油ベースの出汁は合鴨肉と相性抜群! 豆腐は地元の豆腐屋さんから仕入れるなど、地産地消にもこだわっています。
テイクアウトしてキャンプ場で食べることもできますよ。
<施設情報>
■施設名:湯の元温泉旅館
■住所:北海道三笠市桂沢94
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札幌から車で1時間20分ほどの場所にある「鶴の湯温泉」。ツルが病気を治していたことから発見されたといわれる、明治初期開湯の由緒ある温泉です。宿泊・日帰り温泉が楽しめ、食事だけの利用も可能です。
温泉前の庭園では、春はエゾヤマザクラ、夏はハスや花菖蒲、秋は紅葉、冬は木々に雪が積もるなど、四季折々の美しさを見ることができます。
大浴場の泉質は冷泉含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩泉。神経痛や筋肉痛、疲労回復などに効果があるとされています。冷泉のため沸かしていますが、温泉と同等の成分や効能があります。癒されること間違いなしです。
シャンプーや石鹸は配置していないので、各自用意するか施設内で購入してくださいね。
レストランでは庭園を眺めながら食事ができます。おすすめのメニューは『ザンギ定食』。
ザンギはソフトボールほどの大きさ! 生姜をたっぷり使っているそうで、香ばしさがたまりません。サラダの盛り付けも美しく、お客さんからも「温泉レストランのレベルではない」と賞賛されているそう。
<施設情報>
■施設名:鶴の湯温泉
■住所:北海道勇払郡安平町早来北町5番地
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6:【札幌から1時間30分】湯上がりのデザートも嬉しい「花の湯温泉」/ 白老町
札幌から車で北海道縦貫自動車道~国道235号を経由し、1時間30分ほどの場所にある「花の湯温泉」。1962年に開湯された虎杖浜(こじょうはま)温泉を有する白老町で唯一、24時間営業の日帰り温泉を楽しめます。
少しでもお湯が汚れたら入れ替えるようにしているという掛け流しの温泉は、とろみがあり美容液のよう。お湯の温度は、湯量をこまめに調節して一定になるように管理しているのだそう。まるで温泉成分が肌にしっかりと浸透していき、身体の芯から温まるような感覚になります。
お風呂上がりには、2階食堂で間借り営業中の「ゆジェラート」に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。オーナーの長女・三女のお2人が製造・販売するジェラートは、
濃厚で素材そのままの味わい。定番から季節限定のフレーバーまで、北海道の味覚を満喫できますよ。
<施設情報>
■施設名:花の湯温泉
■住所:北海道白老郡白老町虎杖浜40-2
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札幌からほんの1時間半以内。休日に心安らぐ温泉地に赴き、のんびり過ごしてみてはいかがでしょうか。