2023.12.26
深めるHBC『今日ドキッ!』(毎週月~金曜ごご4時50分~7時放送)の「もんすけ調査隊」のコーナー。
札幌のランドマーク、大通公園について、こんな依頼が送られてきました。
依頼したのは札幌在住の森田順子さん。
「昔、大通公園の畑でジャガイモを育てていました。その畑の作物はどうなりましたか?」
200万人都市・札幌の中心部・大通公園に、昔は畑があったというのです。
さっそく大通公園で畑を探してみると…花壇はありますが、畑は見当たりません。
やはり現在の大通公園に畑はありません。そこでマチの人に話を聞いてみても…。
大通公園の畑のことは知る人には出会えません。
そもそも大通公園が作られたのは、1871年(明治4年)のこと。
火災の延焼を防ぐ火防線として作られたことが始まりで、その後、花壇や噴水などの整備が進み、現在の大通公園の形が完成しました。
しかし、大通公園の歴史には畑の話は出てきません。
これは一体どういうことなのでしょうか?
管理事務所を直撃すると…。
札幌市公園緑化協会の富田大樹さんが、「過去に畑があったとは聞いているが、公式な記録は残っていない。戦時中に食糧不足で畑を作っていたと聞いている」と教えてくれました。
■先輩の目に涙が…新米自衛隊員だった私が東日本大震災で学んだこと|元自衛隊員が描く“こころの防災”#6