地元・札幌で長く愛され、いまや知名度が全国区になりつつあるパン屋の『どんぐり』。「種類が豊富」「値段がお手頃」「新しい商品が次々に登場するからたのしい」など『どんぐり』について話すときは、あかるく笑顔になってしまいますよね。かくいう筆者も以前から『どんぐり』の大ファンで、その出会いは地元旭川から大学進学のため札幌へ出てきた十数年前に遡ります。学生時代に通い詰めていた、南郷にある本店へ今回お邪魔し、この冬限定商品やSitakke読者のみなさんにおすすめな商品を聞いてきました!
2023年11月30日(木)に『どんぐりココノススキノ店』が新たにオープンし、札幌・江別に計11店舗展開する『どんぐり』。その本店となるのが、白石区の南郷通り沿いにあるお店です。
30年以上にわたって営業してきた本店。行ったことがある方は「うん、うん」と頷くかと思うのですが、店内は決して広いわけではなく、数人のお客さんが入ればすれ違うのもちょっぴり大変なほど。そこへずらりと並ぶ膨大な種類のパンたちの姿は、何度見ても壮観です。
実はこの本店が近くの敷地へ移転新築することが決まっているそうで、2024年秋には新たな本店となってリニューアルオープンすることになっています。現在の本店のこぢんまりとしたアットホームな雰囲気も魅力なので少しさびしい気もしますが、カフェ併設となる新店もそれはそれでたのしみですね。
移転となるその日までは、この昔ながらの本店でのお買い物を満喫したいものです。
所狭しと並ぶパンたちを目の前にどれを買おうか迷いに迷った末、結局いつもと同じパンを買ってしまうこと、ありませんか?(ちなみに筆者は、学生時代から『ガーリックフランス』と『明太フランス』は必ず購入!)
そこで今回は、本店の工藤店長にこの冬おすすめの時期限定パンや店長いちおしのパンを教えてもらいました! 近々『どんぐり』へ行く予定の方、ぜひ参考にしてくださいね。
札幌駅周辺や大通りのホワイトイルミネーションをはじめ、街のあちこちがにぎやかになるこの季節。ぜひおうちへお迎えしたいのが毎冬恒例の『シュトーレン』(1/3カット・税込756円※)。最近は札幌でも見かけるお店が増えてきましたが、もともとシュトーレンはドイツの伝統的な菓子パン。クリスマスまでカウントダウンしながら少しずつスライスして食べるのが慣習なのだそう。
『どんぐり本店』では、くるみやチョコの食感が楽しい『ショコラナッツ』と『プレーン』の2種類を2023年11月22日(水)から12月25日(月)まで販売予定。日持ちするので丸々1本を買って少しずつたのしむのもいいですし、ハーフサイズなどカット済みを買ってプレーンとチョコを両方味わうのもGOOD!
※税込756円・・・参考価格。正式な価格は、店舗でご確認ください。
11月14日(火)から本店・桑園店にて新たに登場しているのは、『焦がし醤油と炭火焼きベーコンのエピ』(税込302円)。地元の食材や企業を応援する『どんぐり』の取り組み「NORTH DONGURI AMBASSADOR(ノース・どんぐり・アンバサダー)」の一環で生まれたパンで、江別の『トンデンファーム』とのコラボ商品となっています。
パン生地の表面からは香ばしい醤油が香り、カリッとかじると中には『トンデンファーム』のジューシーな手作りベーコンが! やみつきになってしまう味わいですが、12月中旬までの限定商品となるので早めのお試しを。