今週も 「北海道3大かわいい動物プロジェクト」 に寄せられたみなさまからのお写真をご紹介します。(2023年11月13日〜11月17日ピックアップ分)
紅葉をバックに、巣穴から姿を見せたモモンガのきょうだい、でしょうか?
美しい色合いで撮影されていますが、実際にはもうかなり暗かったのでは?と想像します。
木の葉が落ちてくると、モモンガを見つけやすくなるので、そろそろ本格的なモモンガシーズンのはじまりですねー。
さて、ここでクイズを…。
2004年〜ウサギ・アザラシ・ヤギ
2005年〜ウサギ・アザラシ・シロクマ
2008年〜ウサギ・ハムスター・ヒツジ
2011年〜ウサギ・アザラシ・ミニブタ
2018年〜ウサギ・イイズナ・アザラシ
2023年〜ウサギ・エゾモモンガ・アザラシ
これ、なあに?
答えは、大手製紙メーカーのティッシュペーパーのパッケージに登場した動物たちです。
その商品は20周年だそうで、それを記念してパッケージに、今回新しく、エゾモモンガが登場したのだそうです。
とってもかわいらしいエゾモモンガですよー、ぜひご覧下さい。
「あれれっ?シマエナガもあったよね!」と思った方…、するどい!
シマエナガは、2019年秋に、数量限定の限定商品として販売されたことがありましたね。
エゾリスが、エゾフクロウに〝ちょっかいをかけることがある〟って話を、以前ここで書いた事がありますが、その〝決定的な証拠写真〟をご投稿いただきました。
1枚目は、エゾリスがするすると木を登って…、2枚目では、完全にエゾフクロウと目と目が合っています。
なのに、エゾリスはひるむことなく、さらに木を登って、3枚目では、エゾフクロウを見下ろすところにまで! 何と大胆な…。
エゾフクロウから見たら、エゾリスは、「ごちそう」です。
エゾフクロウが子育てをしているときに、エゾリスを捕まえてきて、ヒナに食べさせているところを、何度か見たことがあります。
なので、エゾリスがなぜこんなことをするのかは、私にとってはまったくのナゾ。
命がけの〝だるまさんがころんだ〟ごっこをしている、のでしょうか?
それともまさか…〝ラブストーリーは突然に〟ってことはないですよね。
黄葉をバックに、たたずむシマエナガ、美しいですねー。シマエナガは、漢字で書くと「島柄長」。
「島」は北海道、「柄長」は、シッポが長いという意味で、この、すらりと伸びたシッポが、名前の由来です。
シマエナガの、目の上のオレンジ色のアイシャドーが、黄葉とあいまって、美しさをさらに引き立てています。
札幌周辺も、紅葉が終盤を迎え、先週末には〝初雪〟も観測されました。
もうすぐ、〝雪の妖精〟が、本領を発揮する季節の到来です。
シマエナガの長いシッポが、頭の上にチョンマゲが乗っているように見える〝おさむらいちゃん〟にも見えちゃうという、シマエナガあるあるですねー。
冬が近づいて来たせいか、姿を確認できなくても、シマエナガの独特な「ジュル、ジュルッ」という鳴き声を、近所の公園などでも、よく聞くようになりました。
ことしは、雪虫が大発生したので、小さな羽虫が「ごちそう」の、シマエナガのような鳥にとっては、とてもラッキーな秋になりました。
とはいえ、自然界は何事もバランスが大切なので、暑かった夏の〝反動〟が、変なところに影響しなければ良いのですが。
エゾリスが、カメラに向かってまっすぐに、走って来たのでしょうか?
ちょうどジャンプしたところなのか、なんだか〝空中浮遊〟しているようにも見えてきますね。
表情が笑っているように見えるため「世界一しあわせな動物」とも言われる、〝クオッカワラビー〟にも、どこか似ていませんか?
躍動的でもあり、どこかユーモラスでもあり、ふてぶてしくもあり、とても印象に残るお写真ですねー。
文:インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクト事務局 / ami_papa
インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクトでは、フォローしていただいた方に、北海道の動物たちのかわいい写真を、月〜金曜日の毎日、インスタグラムで配信しています。