吹き竿に巻き取った真っ赤なガラスの先端に、色ガラスを付着させ1000℃の窯の中で柔らかく溶かしていきます。
さあ、早速1回目の息を吹き込んでいきましょう!吹き竿の先端をパクっと咥えますが、焦りは禁物。吹くときのコツは風船を膨らませるように、ゆっくりと長めにふーっと息を入れること。
そしてここで職人技!熟練職人の二人三脚によって、異なる2つのガラスを重ねることで空気を入れ、バブル模様が作られていきます。その間約3秒!軽快かつ鮮やかな作業工程に目を奪われます。
硬さ調整を行った後、2回目の吹き込みを行います!
ある程度膨らんだら、うつわの口となる部分をハシで挟み細くしていきます。
底面を木こてに押し付けて広くし、3回目の吹き込みの後、形を整えます。
ハシで細くした部分に水を付けてヒビを入れ、吹き竿から外すと同時に底面へポンテ竿を付け替えます。