赤く色づいていたのは、サンゴ草ですね。
正式名称は、アッケシソウといい、厚岸湖の真ん中にある「カキ島」で北大の宮部金吾先生が発見しました。
野付半島、温根沼、風蓮湖、濤沸湖、能取湖、サロマ湖、コムケ湖などでも見ることが出来ます。
白一色の中のタンチョウも良いですが、サンゴ草の赤とのコラボもいいですねー。
先週、鶴居村を通りがかったら、道東のあちこちで子育てをしていたタンチョウ達が、冬を過ごすために、鶴居に集まりはじめているのを目にしました。
刈り取られた後の、デントコーン畑に降りたって、落ち穂をついばんでいます。
鶴居村在住の写真家で、「HOTEL TAITO」のオーナーでもある和田正宏さんは、タンチョウ撮影にオススメな季節は〝秋〟だと言います。
紅葉の季節は、朝霧がかかりやすい季節でもあります。
色づいた木々と、朝の光をベールのように受け止める朝霧、そこにたたずむタンチョウの家族…まるで日本画のような風景を、いまの時期なら、比較的ひんぱんに見ることが出来ます。
アカウント名をご覧になって、お気づきの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
撮影なさったのは、帯廣神社の宮司さん、大野清徳さんです。
神社の境内や、すぐ裏手を流れる帯広川のあたりは、帯広では有名な、シマエナガの集まる場所です。
〝神社参拝のきっかけづくり〟のひとつにしたいと、境内にやって来るシマエナガの撮影を始めたのは、7年ほど前。
で、いまでは、かなりの腕前に!
「きょうの1枚」に選ばせていただいたのは、ことし9月中旬に撮影なさったもので、
今シーズン初めて、神社にやって来てくれたシマエナガちゃんだそうです。
パッチリお目々がキュートな、とってもかわいらしい子、ですねー。
神社には、大野宮司がみずからデザインした、シマエナガの絵馬やおみくじなどもあります。
あと、シマエナガから話はズレますが、いまでは各地の神社の夏の風物詩となっている「花手水」も、
北海道では帯廣神社が最初に取り入れ、「全国の花手水10選」にも選ばれました。
それも〝神社参拝のきっかけづくり〟のひとつなのだそうです。
文:インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクト事務局 / ami_papa
インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクトでは、フォローしていただいた方に、北海道の動物たちのかわいい写真を、月〜金曜日の毎日、インスタグラムで配信しています。