札幌近郊の林でみつけた4種類のキノコ。
実は、全部食べられないキノコでした。
ただでさえ判別が難しいキノコですが、今年は「記録的な猛暑」が、さらにキノコ採りを難しくしていました。
地中の温度がずっと高く、9月初めまでキノコが生えてこなかったため、夏のキノコと秋のキノコが一緒に生えてきて「大発生」しているのだといいます。
そのため、キノコの見分けも慎重にしなければいけません。
札幌キノコの会の長谷和幸さんは「分からないキノコは 『採らない・食べない・人にあげない』 。これを絶対に守っていただきたい」と強く注意を呼びかけます。
疑問に思ったものは 絶対口にしない ことが重要です。
とはいえ、やっぱり食べたい天然のキノコ。
高級食材ポルチーニとして知られる「ヤマドリタケ」のパスタは格別です。
「ハナイグチ(ラクヨウ)」の味噌汁は、心にしみるおふくろの味。
札幌市中央卸売市場では、毒キノコが流通しないように、判別が容易な野生のキノコを17種類に限定して取り扱い、スーパーなどに卸しています。
天然キノコをスーパーで買って安全に味わうのも、選択肢のひとつです。
それでは、ここで問題…あなたは見分けはつきますか?
この2つのキノコ、非常に似ていますが、食用キノコと毒キノコです。
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連載「じぶんごとニュース」