2023.08.24
出かける北海道生まれ北海道育ち。生粋の道産子であるHBCアナウンサー・堀内美里(ほりうち・みさと)が、趣味である「登山」と「山ごはん」を連載。
自分の足で歩いた先にある絶景と美味しいご飯は、もう最高です!
文化部出身・運動神経ゼロの私でも楽しめる「コスパはなまる山」を紹介していきます~!
日付:2023年8月5日
利尻山(標高1721㍍)
北海道利尻島
登り5時間、下り4時間40分
山頂(見晴台)からの絶景度 ★★★★★(晴れていればきっと…)
険しい度 ★★★★★
周辺の施設充実度 ★★★★☆
札幌市内からのアクセスの良さ度 ☆☆☆☆☆
個人的オススメ度 ★★★★☆
ポイント
✓まるでドラマの主人公になったような起承転結を味わえる
✓晴れていれば、360度海の大パノラマ
✓トイレや避難小屋が登山道にあり、長い山行が初めての人も安心
はじめにお伝えします。今回、景色のご紹介はできません!終始、雨でした。
でも…雨に打たれて、風に吹かれて、利尻島の自然のたくましさを全身で感じることができた気もする。
そんな登山をご紹介します。
札幌中心部から車を走らせて6時間で稚内市に到着。そこからフェリーに乗り込んで利尻島の鴛泊港に向かいます。
フェリーは一日に数便しかないので、登山をするなら前日入りが基本かと!
フェリーから見える利尻島!天気予報通りしっかり雲が掛かっていて凹みます。
お昼に到着。せっかくなのでレンタカーで利尻島を一周しました。
フェリーターミナルの向かいにある「さとう食堂」の海藻ラーメンや…
鴛泊の反対側、沓形にある「ミルピス」などの定番ルートを、しっかり観光しました。
島自体は一周1時間ちょっとで回れます。
お酒は我慢して、夜8時に就寝。
ホテルの方に送っていただき、朝5時すぎに登山口に到着!
悪天候にも関わらず数人います。
この看板の横に登山口がありますよ~。キャンプ場のすぐそばです。
登り始めの時点ですでに2合目なので、10分程度で3合目に到着します。
ここが、有名な甘露泉水!
甘くてまろやかな利尻山の伏流水。
ここ以降に水をくめる場所はないので、満タンにしていきましょう!
もう3合目?!いけるな!の顔。
そこから30分後くらいで4合目。緩やかな樹林帯が続きます。
登り始めて1時間ちょっと、5合目の標識が見えた!
どういう顔?
顔はおいておいて、標識に書いてある言葉が素敵です。ちなみに利尻島に雷鳥はいないそう…(笑)
「半分だー!」とテンションが上がるのも束の間、標高は610m。つまりここから1000m以上登ります…。
ちなみに時間や体力から考えると、5合目で5分の1登ったくらいです。
ここでチラッと景色が見えた!自分がいまどこにいるのか再確認し、身が引き締まります。
おやつ補給。元気が復活!
じゃーん。何回も書いている気がしますが、やはり山×大福は最強の組み合わせ。
この味の大福は初めてみました。スッキリしていて美味しかったー!
インスタグラムでは、47都道府県のおやつを山で食べています。ぜひご覧ください。
ここからもまだまだ長い道のりが続きます。
長くなるので続きは次回の記事で!
※北海道の山に登るときは、クマについても知っておきましょう。「クマに出会ったら」「出会わないためには」の基本の知恵は、HBCのサイト「クマここ」で、専門家監修のもとまとめています。
文:HBCアナウンサー・堀内美里(ほりうち・みさと)
北海道生まれ・北海道育ち。2021年入社。HBCテレビ「グッチーな!」「吉田類 北海道ぶらり街めぐり」、HBCラジオ「平野龍一のミライの扉」を担当。登山歴3年。おいしくごはんを食べるために山に登っています。登山の魅力はインスタグラムでも発信中
■連載「堀内美里の言いたいことは山々ですが」
■「クマに出会ったら」「出会わないためには」基本の知恵:「クマここ」
■週末の天気は、毎週金曜の夜にHBCウェザーセンターがお伝えします:連載「お天気コラム」