2023.08.20

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【なぜ】頭だけの大仏?!実は世界的に有名な建築家が関わっていた!込められた意味とは

視聴者からの疑問や悩みを調査するHBC報道部のもんすけ調査隊

今回は、真駒内滝野霊園に「モアイ像」がある理由を調査しました。

1981年に開園した真駒内滝野霊園は、札幌の中心部から車でおよそ45分、総面積180万㎡、札幌ドームおよそ32個分という北海道内最大級の霊園です。

モアイ像については前編の記事でご紹介しましたが、真駒内滝野霊園には、さらに驚きの光景が…

この頭のような物の正体は、皆さんお分かりの通り、大仏。

鎌倉の大仏とほぼ同じ大きさの13.5m、総重量1500トンもの巨大な大仏が、ラベンダーの花が咲き乱れる、ドーム型の丘に覆われているのです。

建築家 安藤忠雄さん「大仏を大切にして見えないようにした」

2016年

この頭大仏をデザインした人こそ、世界的にも有名な建築家・安藤忠雄さんなのです。
「中国の敦煌にも大仏があり、インドのアジャンタにも大仏があるが、だいたい仰ぎ見るもの」

中国やインドに古来よりある寺院をイメージし、元々あった大仏を、ドームで覆ってしまったのです。

ちなみに大仏殿には、お骨預かり施設もあります。

ふる里公苑・高橋幸雄名誉会長は、「ビックリしました。意味を飲み込むのに時間がかかりました」と話します。

建築家・安藤忠雄さんは、「今まであった大仏を大切にして生まれ変わらせる。魅力のあるものを札幌で作っていかないといけない」と話していました。

文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部IKU

※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2023年8月11日)の情報に基づきます。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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