2023.09.17
育む『敬老の日』は、おじいちゃんやおばあちゃんの長寿をお祝いする日。心のこもった手作りのプレゼントは、日頃の感謝を伝えるのにピッタリです。そこで今回は、帯広在住の2児の母である筆者が、小学生と作る敬老の日の手作りプレゼントについてご紹介します。
かわいい孫の成長は、おじいちゃんおばあちゃんにとってもうれしいものです。100円ショップや文具店にあるスクラップブック用のアイテムを使って、フォトブックを作るのはいかがですか?
写真のほかに感謝のメッセージを添えると、なお気持ちが伝わります。子どもと一緒に、シールや折り紙などを切り貼りして、オリジナルのフォトブックを完成させましょう。
“お守り”は、人の願いを象徴的に表した縁起物。手作りのお守りと聞くと、布を縫い合わせて作るものを想像しますが、小学生には少しハードルが高い場合も……。そこでおすすめなのが、紙で作るお守りです。
インターネットで検索すると、いろいろな折り方が出てきます。それぞれ難易度が異なるので、子どもに合わせて折り方を選びましょう。和柄の折り紙を使えば雰囲気アップ! お守りのなかに手紙を入れるのもすてきですよ。
贈り物といえばお花ですが、生花のブーケやアレンジメントを自分たちで作るのは少し難しいですよね。でも、造花なら小学生でも簡単に本格的なフラワーアレンジメントを作ることができます。
材料は、土台となるドライフォーム、器、造花です。アイテムは、すべて100円ショップで調達できます。
ドライフォームを器のサイズに合わせてカッターで切り、適当な長さに切った造花をバランスよく挿していくだけです。造花の茎は固いため、切るのは大人が手伝ってあげてくださいね。
作り方は驚くほど簡単なのに、お店に並んでいるような本格的な仕上がりに! 孫が作ったと聞いたら、びっくりするかもしれませんね。
贈り物で大事なのは、見栄えでも値段でもなく相手に対する“気持ち”です。相手を想って一生懸命選んだモノや心をこめて作られたプレゼントは、その気持ちが自然と受け手に伝わるはずです。
感謝の気持ちとこれからの健康を願って、子どもたちと一緒に敬老の日をお祝いしてみてはいかがでしょうか。
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文:はせがわあかね(整理収納アドバイザー)
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【ライター:はせがわあかね PROFILE】
美幌町出身、帯広市在住のインテリア好きな整理収納アドバイザーで現役作業療法士。子ども2人と夫、わんこ2匹と暮らす。シンプルな生き方に憧れて資格を取得し「片づけクリエイター」として暮らしに役立つ情報を発信しながら、イラストやモノ作りなどクリエイティブな活動を行っている。
【画像】pearlinheart / PIXTA(ピクスタ)、筆者自宅