ダメだとわかっていても、散らかっている部屋を見ると叱ってしまう要因になりがちな片づけ。本日は、札幌の整理収納アドバイザーかつ「エニアグラムお片づけ士アンバサダー」の筆者が、好奇心が強いお子さんの特徴と、片づけするときに効果的な声掛けや方法をお伝えします。
欲しがっていたおもちゃや本でも、手に入れるとそれで満足し、その辺に放置しがちです。親としては、せっかく買ったのに……と思ってしまいますよね。
ひとつのことに熱中するというよりは、“マイブーム”という言葉が合います。そのときどきで興味が変わりますが、これと思ったものには熱中できます!
楽しそうな所には率先して行きたがり、おもしろそうなモノには寄っていきます。
どのお子さんも「一緒にやろう」の声掛けはうれしいと思いますが、とくに好奇心旺盛なお子さんには効果的です。声掛けする際は、1個ずつ具体的に伝えていくのがおすすめですよ。
たとえば、「このブロックを一緒にケースの中に入れよう」、「この人形を棚の上に一緒に飾ろう」などと声を掛けてみましょう。
好奇心旺盛なお子さんは楽しいことも大好きですよね! いかに楽しく片づけをするのかで、片づけも進みます。ゲーム感覚で競争したりするなど、楽しく片づけをしてみましょう。
ついついおねだりされると買いたくなりますが、特別なプレゼントは誕生日まで待つか、お小遣いをためて買うように促すのも効果的です。一緒に時間を共有して楽しめる体験をすることもおすすめですよ。
好奇心旺盛のお子さんには、激しく叱らないのも効果的。そうはいっても叱りたくなりますよね。そんなときは、甘いスイーツでも食べて深呼吸してから叱りにいきましょう。気持ちが少し落ち着きますよ。
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文:佐藤ゆきこ(整理収納アドバイザー)
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【ライター:佐藤ゆきこ PROFILE】
元ストック大好き、超ズボラだった整理収納アドバイザー。第2子出産4か月後の夫の転勤で、子どもが増えたのに以前より小さいお家お引越し。そこで片づけを学び、モヤモヤが晴れていく。「片づけでお悩みの方にも、この気持ちを体感してもらいたい」という思いから活動中。
【画像】筆者宅、 ペイレスイメージズ1(モデル)、studio-sonic 、yosan / PIXTA(ピクスタ)