塗るだけで華やかな印象をまとえるけれど、唇に合わず荒れてしまうことも多いリップ。「塗ると唇の皮がむける」「縦ジワができる」「ガサガサで均一に塗れない」などのお悩みを抱えている人も少なくありません。そこで今回は、空知地方在住・美容ライターの筆者が、唇を守りながらきれいにリップを塗る方法とおすすめのアイテムを紹介します。
唇は顔の皮膚と比べて薄く、とてもデリケート。さらに、皮脂も汗も出ないので、うるおいを保つことができません。そのため、リップを塗る前の保湿ケアが重要になってきます。うるおいを補いながら外部刺激から唇を守ってあげることで、皮むけが起こりにくくなりますよ!
リップを塗る前のケアにおすすめしたいのが、ワセリンでの保湿。薄く塗るだけで、唇を保護しながらうるおいを長時間キープし、乾燥を防いでくれます。
リップに配合されている成分によっては、唇に刺激を与えて皮むけの原因になってしまうことも。低刺激のものや無添加のもの、天然成分でできたものなど、唇にやさしいアイテムを選びましょう。マットタイプは乾燥しやすいので、皮むけ中は避けるのがベター。
赤ちゃんでも使えるほど唇にやさしい、ワセリン100%のリップ。やわらかくて伸びがよく、リップを塗る前に使っても不快感がない肌なじみのいいアイテムです。
【商品詳細】
健栄製薬『ベビーワセリンリップ』/オープン価格
唇の縦ジワが気になる場合、リップを横方向に塗ってしまうとシワ部分に色がのらず、シワが余計に目立ってしまいます。唇全体にしっかり色がのるように、リップを塗るときは縦方向に動かしましょう。また、リップを塗る前にリップ下地を使えば、縦ジワの凹凸をさらに目立たなくできます!
最初に、リップ下地を使って唇の凹凸をカバーします。縦塗りすると、シワ部分がしっかり埋まり、リップを塗っても縦ジワが目立ちにくい土台作りができます。
リップを塗るときは、縦方向が基本! シワ部分にもていねいに塗りこむことで、縦ジワの目立たないふっくらとした唇を演出できますよ。縦に塗るのが難しいと感じる場合は、指やブラシで叩きこむようになじませると、縦ジワ部分にも色をのせられます。
唇の乾燥を防ぎながら、うるおいたっぷりのふっくらとした唇に導くリップベース。唇の凹凸がなめらかに整い、リップの発色と色持ちまでアップします!
【商品詳細】
エクセル『リップケア ブラー』/1,540円(税込)
唇がガサガサしていると、リップを塗ってもムラになってしまい、残念な仕上がりになってしまうことがありますよね。そこで行いたいのが、リップスクラブ。不要な角質をオフして、リップのりのいいなめらか唇へとケアしてあげましょう。
リップスクラブで、唇をくるくると円を描くようにマッサージします。唇は刺激に弱いので、強くこすらずやさしい力で行ってくださいね。
スクラブ後、リップクリームを唇にたっぷり塗り、上からラップを貼ってリップパックを行います。5~10分程度で、ふっくらとした理想のぷるぷる唇に!
なめらかに塗れる、保湿力の高いクリーミーなリップがおすすめです。縦塗りすると、唇のガサガサ感をカバーできますよ!
リップのように塗りこむだけで、うるおいケアと角質ケアを同時にできる優れもの! 拭き取りや洗い流し不要で、いつでも手軽に取り入れられます。
【商品詳細】
キャンメイク『プランプリップケアスクラブ+』/594円(税込)
皮膚が薄く、デリケートな唇。悩みに応じたケアを取り入れて、毎日のリップメイクを楽しんでいきましょう!
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文:あやの(美容ライター)
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【ライター:あやの PROFILE】
空知地方在住。2歳の娘が可愛くて仕方ない美容ライター。OL時代、毎月の給料日にご褒美コスメを買うのが日課になり、美容が大好きに! 正しい美容知識を身につけるためにコスメコンシェルジュの資格を取得し、様々な媒体で美容関係の記事を執筆中。
※価格は編集部調べ
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