2022.12.21

食べる

クリスマスにも!リゾットのおいしさの秘訣は「昆布だし」?!だしのプロ直伝レシピ

札幌で日高昆布の専門店「ナナクラ昆布」を営む、木村真依子(きむら・まいこ)さんが、料理の“引き出し”を増やす「昆布の活用レシピ」をご提案します。

きょうは、米と具材を「だし」で煮込む、ひと味ちがったリゾットです。

事前に米を炊く必要もなく、フライパンひとつで作れる簡単なレシピですが、手の込んだ料理に見えるので、クリスマスにもおすすめです!

連載「おしゃ出汁女子の昆布の引き出し

***

こんにちは!もうすっかり冬本番となりました。

12月になると、街全体がすっかりクリスマスムードです。
さてみなさん、クリスマスのメニューはもうお決まりでしょうか?

きょうはクリスマスのご馳走に加えてほしい一品をご紹介。

【鶏レバーのお出汁リゾット】

【材料(4食分)】

お米 1合
鶏レバー4枚
ブロッコリー 適量
いんげん豆 適量
にんにく 大きめ1片
お出汁 適量(お使いのフライパンによって量を調節)

粉チーズ 大さじ1
オリーブオイル 大2

※写真のレバーはすでに茹でたものです。

鶏レバー以外の食材は、お好みでご用意してください。今回は彩りがほしかったので、さやいんげんとブロッコリーを用意しました。
人参や玉ねぎ、マッシュルームを使ってもおいしいですよ!

鶏レバーは煮崩れせず、コクや食べ応えが増すのでリゾットにピッタリ。レバーが苦手な方は、豚バラを細かく切って使うのもおすすめです。

【作り方】

レバーはパックから出してそのままお湯に入れて、3分ほど下茹でします。

完全に中まで火が通ってなくても問題ありません。表面が茶色くなったらお湯から引き上げます。

お湯から引き上げたあとは流水で表面を洗い、真ん中にある筋や脂肪を取り除きながら一口大の大きさに切り分けます。

その他の野菜はみじん切りにします。

フライパンにオリーブオイルをひき、フライパンが完全に熱してしまう前にみじん切りにしたにんにくを投入します。

弱火にし、香りが出るまでゆっくり火にかけます。

にんにくの香りが立ったら、お米を生のままフライパンへ。

弱火のまま、オイルがお米に良く絡まるようにかき混ぜます。
このように(写真右)ややお米がふっくらしてきます。このタイミングで、鶏レバーと他の野菜を投入します。

他の具材に続き、すぐにお出汁も注いでください。
お出汁の量は、お米がすっぽり隠れるくらいまでひたひたに入れてください。

沸騰するまで強火にかけ、沸騰してからは弱火(写真右)にしてください。
フライパンの蓋はする必要はありません。

このまま弱火のまま約20分ほど火にかけます。

20分後、水分がほとんどなくなったところで一度お米の硬さを確認します。
まだ硬かった場合はお出汁を追加してさらに煮込んでください。

お米がちょうどよい硬さになったら、粉チーズを入れてよくかき混ぜます。

味見をして、塩気が物足りなければチーズを足してください。

お皿に盛り付けて、お好みでオリーブオイルと黒胡椒をふりかけて完成です!

昆布出汁を使うことで、野菜や米そのものの味を引き出して、奥深い味わいになります。

おいしいワインを用意してぜひ一緒に楽しんでくださいね♪

連載「おしゃ出汁女子の昆布の引き出し

文:木村真依子
新ひだか町出身、昆布漁師の孫。おしゃれとして暮らしに出汁(だし)を取り入れる「おしゃ出汁女子(おしゃだしじょし)」を増やすべく、「おしゃれなひとはだしをとる」というキャッチコピーで、日高昆布のオンライン販売や、お出汁講座を実施

ナナクラ昆布
・札幌市中央区南19条西14丁目2-23
第6サイトウビル1F
・TEL 050-5328-1394
お出汁講座:リクエスト開催や、イベントなど出張での開催も相談可

編集:Sitakke編集部IKU

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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