今回ご紹介するのは「ふっくら軽石干し 魚三昧(さかなざんまい) ほっけ」。
「軽石でさかなを干す?」と不思議に思いますが
鹿部町の特徴を生かすために、地元の人々の努力が生み出した干物作りの特別な製法なんです。
では、昭和27年から鹿部町で水産加工業を営んできた「イリエ船橋商店」の3代目
船橋敦子さんに詳しくお話を伺いましょう。
「昭和4年の駒ヶ岳の噴火の影響で、鹿部町では地面を掘ると軽石が出てくるんです。
水はけは良くても、野菜は育たない・・・という生産者には厄介者だった軽石を何とか有効活用できないかと町内の有志が研究を始めたのが始まりです。」と、船橋さん。
特にその「水はけ」の良さに着目し、この「軽石干し」を3年かけて商品化しました。
“聞き手”の井出美香さんは「冷めても味が変わらない!水分がそのままでしっとりしている」と興味津々でした。
ではその「軽石干し」の作り方です。
まず、鹿部町の漁港に水揚げされた新鮮なほっけをさばき、空気に触れないようにするためにセロハンで覆います。
その上から焼いた塩を振り、さらにその上に軽石を乗せます。
そうすることによって魚から水分が出て、そこから塩分が入り込みます。
軽石が余分な水分と臭みを取ってくれるので、ほっけのふっくらとした食感が感じられる逸品になる・・・というわけなんです。
▼「ほっけの旨味が凝縮されているのはそういう製法だからなんですね」
と、「鮨処いちい」の女将・井出美香さん
さらに船橋さんのこだわりは塩分が「0.8%」であること。
いろいろな料理に合う塩味を追究した結果でもありますし普通の干物の塩分1.2%ぐらいですが、ただ塩分が濃いだけの干物ではなく、生活習慣病の心配もなく食べて欲しいという願いがあります。
日本で初めての「軽石干し」という製法で干物にした「ふっくら軽石干し 魚三昧 ほっけ」。そのまま焼いて食べても美味しいのはもちろんですが船橋さんのおすすめの食べ方は小麦粉をまぶし、バターで表面をこんがり焼くムニエル。
また、鮭のイメージがある「ちゃんちゃん焼き」にもぜひ!いずれにしても塩分が多すぎないからこそ素材のうま味がひき立つそうです。
鹿部町の軽石と地元の人々の努力が生み出した「ふっくら軽石干し 魚三昧 ほっけ」は
HBCショップで販売中です。
噴火湾の海の幸の魅力を全国に発信している「イリエ船橋商店」が日本初の『軽石干し製法』で実現させたふっくら食感と魚本来の旨みを是非ご家庭でお楽しみください。
また、淡白な白身と、うまみのある皮のバランスが良い宗八かれいの「ふっくら軽石干し 魚三昧 宗八かれい」も
あります。こちらもぜひ!
今なら送料無料でお届けします!(沖縄など一部離島を除く)