お弁当におやつに毎日の食事に……家族の人数が多ければ多いほど大変になる食事の準備。スーパーから帰った後、「とりあえず」や「なんとなく」食品を収納し、いざ使う時に不便な思いをした経験はありませんか? そこで今回は、帯広在住の整理収納アドバイザーである筆者が少しの工夫で後が楽になる食品収納テクニックをご紹介します。
たくさん買い物をした日は、慌てて勢いで食品を収納してしまいがち。すると、いざ使う時に見つからない、なんてことも……。
100円ショップで購入できる窓付きのポーチは、中身が見えるのがとても便利! しまいこむと迷子になりやすい食品も、このポーチなら中身と在庫が一目でわかります。我が家では、たまに食べるお餅やバラつきやすいこどものふりかけ・お茶漬けの素などを収納しています。
油や酒などの調味料、買う度に置き場に迷い適当に収納していませんか? 指定席が決まっていないと置き場に困るだけでなく、二重に買ってしまったり、収納スペースから溢れたりといいことナシ!
つい適当になってしまう調味料の収納には、ラベルとケースでしっかり指定席を作っておきましょう。こうすることで、置き場に迷うことなくサッと収納でき、二重買いも回避できます。
「さぁ、使おう!」と取り出したは良いものの、買った時の状態のまま収納していると、使いたい時すぐに使えずイライラ……。
「さぁ、使おう!」と取り出したは良いものの、買った時の状態のまま収納していると、使いたい時すぐに使えずイライラ……。
いくつか繋がった状態で売られているミニスナックやヨーグルトは、いつでもすぐに使えるよう一つずつ切り離して。納豆の帯は外し、肉や魚の薄いポリ袋も外してしまいましょう。
中身が見えるアイテムを使ったり、置き場所を明確にしたり、収納する前にほんの少しの手間を加えるだけで、使う時のストレスがかなり軽減できます。慣れてくると頭を使わず自然と体が動くようになりますよ! スーパーから帰ってきたら、ぜひ真似してみてくださいね。
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文:はせがわあかね(整理収納アドバイザー)
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【ライター:はせがわあかね PROFILE】
美幌町出身、帯広市在住のインテリア好きな整理収納アドバイザーで現役作業療法士。子ども2人と夫、わんこ2匹と暮らす。シンプルな生き方に憧れて資格を取得し「片づけクリエイター」として暮らしに役立つ情報を発信しながら、イラストやモノ作りなどクリエイティブな活動を行っている。
【画像】筆者宅
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