近年ますます高まるクラフトビール熱。
この道北エリアでも、作り手、注ぎ手、飲み手の幸せなルートが確立されてきています。
そこで今回は近隣メーカー6社の夏の一押し銘柄をご紹介します。
ホップの香りとモルトの味わいのバランスがよく、苦みも軽め。編集部では「最後はここに帰ってくる味」と評価しました。クラフトビール初心者はまずここから始めてみて!
住所:旭川市宮下通11丁目1604-1
TEL:0166-25-0400
ホームページ:https://ji-beer.com/
1996年創業。自社で独自の製麦技術を確立しており、旭川産の大麦をはじめ、下川や美瑛の麦、東神楽のホップを活用した地ビールを作っています。ピルスナーやエールなど5種の定番のほか、地域企業との限定コラボビールも開発。
ホップの華やかさを楽しみたいならこちら!花のようにトロピカルな香りが突き抜け、同時に苦みとコクもしっかり。ブルワーが楽しみながら作ったのが伝わってきます。
住所:士別市西3条10丁目220
TEL:070-4113-6046
Instagram:@samuraibrewery
2021年創業。天塩川源流の水と士別産小麦で醸すメーカーで、現在は3種のレギュラービールを製造。今後は近郊で採れるブルーベリーやハスカップ、はちみつなどの副材料を使って多彩なバリエーションを生み出す予定です。
ホップの瑞々しさが際立っていて、爽やかさの中にもしっかりとしたコク、上品な苦みを感じます。全体的に軽やかで、カジュアルな雰囲気。どんなお料理にも合いそうな頼もしさ。
住所:上富良野町西8線北33号
ホームページ:http://hopkotan.com/
2018年創業。「地のホップで醸す」をスローガンに、上富良野で栽培されたホップを使って多種多様なビールを醸造。ポエティックなネーミングも印象深く、誕生の背景に思いを馳せながら飲む幸せなひとときをかなえてくれます。
クラフトビールの魅力である香り、苦みをバランスよく体現していて、非常に飲みやすい。すっきりとした味わいが夏にぴったりです。口当たりの良さは良質な水のおかげ?
TEL: 090-1528-1037
2020年創業。飲食店などを経営する東川町民5人が立ち上げた醸造所。清冽な大雪山の湧き水を使い、初めてクラフトビールを飲む人や、強い苦みが苦手な人にも気軽に楽しんでもらえる味わいを追求。イベントなどで出店しています。
東神楽町産オーガニックホップの爽やかな香りと苦みが生きた味わい。アルコール度数も4.5%と軽く、夏にぐびぐびいけちゃいます。7月末から林商店(東神楽町6号北3)で数量限定販売。
TEL: 0166-83-7789
東神楽町民ら有志が作るプロジェクトチームで、醸造所の建設を目標に2017年から町内でホップの栽培を開始しました。7月末ごろに最新作の「Oh!HappyDay」をリリースします(醸造は美深白樺ブルワリー)。
フルーティーな香りのあとに、どっしりとしたコクと苦みを感じます。雪解けを待つ冬の美深のように、時間を追うごとに甘やかに変化する印象。ゆっくり楽しみたい1本です。
住所: 美深町大通北4丁目9番地5-2
TEL: 01656-8-7123
ホームページ: https://www.bifukashirakaba-brewery.site/
2019年創業の、日本最北のクラフトビール醸造所。雪どけ時に採れる貴重な白樺樹液を副原料に使用するなど、道北の豊かな自然環境の中、ここでしか作れない味を目指しています。醸造所は築90年のレンガ倉庫で、レストランも併設。
※掲載の内容はライナーウェブ掲載日(2022年7月15日)の情報に基づきます。
内容の変更が発生する場合がありますので、最新の情報は各店舗・各施設にお問い合わせください。
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