やめたら片付く！玄関が散らかりがちな人がやっちゃうNG収納方法と解決策

玄関は家の顔。おうちの第一印象を決める場所と言っても過言ではありません。コロナ禍で来客は少なくなっていますが、宅配便やフードデリバリーの利用が増えているご家庭も多いはず。印鑑やお金の受け渡しにバタバタ慌しくならないためにも、玄関はスッキリとした状態にしておきたいですよね。
そのためには、靴の出しっ放しや買ってきたモノの置きっ放し、靴箱の上が小物でごちゃごちゃになってしまうのを解消したいところ。ただ一歩間違えると、かえって散らかる原因になってしまうので注意が必要です。
今回は、玄関でやってしまいがちなNG収納についてお伝えします。散らかりがちな人はチェックしてみてくださいね。

NG収納1：便利グッズに頼る

最近ではホームセンターや100円ショップでも収納量を増やせる便利グッズがいろいろ売られています。
しかし、靴が下駄箱に入りきらないからとすぐに頼るのはNG。まずは履いていない靴の整理から始めましょう。「1年以上履いていない靴」「サイズアウトした靴」「傷んでいる靴」などすべての靴をチェックします。
普段履いていない靴を取り除かずに収納グッズに頼るのは、モノが増えて散らかる原因になってしまいます。
棚板の高さも調整して収納し、それでも収納場所が足りない人は「靴は玄関に置くもの」という考えに縛られずに、シーズンオフの靴や冠婚葬祭用でしか使わない靴はクローゼットで収納するのもオススメです。

NG収納2：あれどこ？家族が探せない収納

「マスクどこ？」「鍵がない！」「印鑑はー？」と家族に言われていたら要注意！　最近はマスクや消毒など玄関に置くモノが増えていますよね。下駄箱の上は整えたけれど、家族が探せない収納方法になっていませんか？　家族がスムーズに出かけ、お互いストレスなく過ごすためには見た目もスッキリすることと、すぐに見つけられる収納にしておく必要があります。
そのためには、「中身が何かわかるようにすること」と、「扉の内側を収納スペースに利用する」方法がオススメ。中身が見えない箱などの場合は、マスキングテープやシールなどに中に入っているモノを書いて貼っておきましょう。鍵や印鑑などは扉の内側にフックやマグネットを利用して吊るすことで迷わず取り出せ、下駄箱の上が散らかることもなくなります。

NG収納3：玄関が物置化

買ってきたモノがそのまま置きっ放しになっていたり、ゴミに出すためのダンボールが一時保管されていたり、飲み物のストックが置いてあったりと、玄関を物置のように使っていませんか？
玄関は家族が毎日通る場所です。「行ってきます」と気持ちよく出かけて「ただいま」と帰ってきて安らいだ気持ちになれる場所にしておきたいですよね。
そのためには物置化収納はNGです。ごちゃごちゃした印象になるのは否めませんし、埃や湿気が溜まってしまいます。掃除もしにくく、面倒になってしまいます。
綺麗をキープするためには玄関に必要ないモノは移動し、処分できるモノは処分、次のゴミの日まで数日ある場合は物置へ移動しておきましょう。

まとめ

玄関は家の顔なのでいつでもスッキリさせておきたいですよね。靴も衣替えで定期的に見直すのをオススメします。靴を全部出してみることで下駄箱の中の掃除もできますよ。冬靴の衣替えがまだの方はやってみてはいかがでしょうか。

文：てらだあさこ（整理収納アドバイザー）
ブログ：整理収納でおうちがもっとすきになる
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【画像】asu0307、mits、sasaki106、taka / PIXTA（ピクスタ）