【5分でわかる】マイナンバーをお得に活用する方法【まとめ】
「マイナポイント第2弾」で再び注目が集まっているマイナンバーカード。
とはいえ、「マイナンバーカードってそもそもどんなカード?」「どのようなメリットがあるの?」など、まだまだ慣れない人も多いはず。今回は、マイナンバーの基礎知識やお得な活用術をまとめてご紹介します。
マイナンバーカードは、プラスチック製のICチップ付きカード。券面に氏名や住所、生年月日、性別、マイナンバー(個人番号)と本人の顔写真などが記載され、本人確認書類として利用できます。顔写真付きのため悪用されづらく、様々な対策がなされるため、偽造は困難です。ICチップにはプライバシー性の高い情報は記録されなかったり、不正に記録情報を盗み取ることが難しかったり、セキュリティの面もしっかりと対策されています。
マイナンバーの提示が求められるさまざまなシーンに活用できます。また、本人確認が同時に必要な場面では、これ1枚で済む唯一のカードです。未成年者や運転免許証を持っていない方も、公的な本人確認書類として利用できます。金融機関の口座開設やパスポートの新規発給など様々な場面で活用できます。
マイナンバーカードを使うことで、お住まいの自治体の子育てや介護といった行政サービスの申請や自身の所得・地方税・行政からのお知らせなど、必要な情報をいつでも確認できる「マイナポータル」へのログインができます。
オンラインでの住宅ローン契約や証券口座開設などに使えるケースも増えています。書類郵送などの手間がかからず便利ということもあり、今後、ますます多くの民間のオンライン取引などに利用できるようになる見込みです。
国や自治体などが提供するサービスは施設ごとに利用カードが必要な場合が多いですが、今後は複数のカードをマイナンバーカードと一体化できるように取り組みを進めています。令和3年10月からは健康保険証利用の本格運用が開始されました。
これまでは自治体の役場に申請していた住民票の写しや印鑑登録証明書などの公的な証明書を、身近なコンビニやスーパーなどで取得できるようになりました。この「コンビニ交付サービス」は、現在946市区町村(2022年4月1日現在)サービスを導入しており、今後も増加していく予定です。
今、総務省では、お出かけついでに気軽にマイナンバーカードの申請などが出来る「マイナンバーカード出張申請受付キャンペーン」を実施中です。
より多くの方々に気軽に申請していただけるよう、全国約500箇所のショッピングセンター、公共施設などにマイナンバーカードの申請の受付または申請のお手伝いをする「出張申請受付」及び「出張申請サポート」窓口を設けています。
道内では、以下の日時で実施されます。
4月29日(金)30日(土)5月1日(日)
苫小牧市 イオンモール苫小牧 2F特設会場(フードコート前)
5月7日(土)8日(日)
帯広市 イオン帯広店 1F特設会場(ボーイズルーム横)
江別市 イオン江別店 2F特設会場(ハニーズ横)
北見市 イオン北見店 3F特設会場(JTB横)
5月14日(土)15日(日)
帯広市 イオン帯広店 1F特設会場(ボーイズルーム横)※
江別市 イオン江別店 2F特設会場(ハニーズ横)
北見市 イオン北見店 3F特設会場(JTB横)
※5月14日15日の帯広市 イオン帯広店では、
帯広市在住の方は、必要書類を当日お持ちいただくと、マイナンバーカードをご自宅に郵送いたします。
※必要書類の詳細は「そろそろあなたもマイナンバーカード」をご確認ください。
5月21日(土)22日(日)
千歳市 イオン千歳店 1Fフードコート内特設会場
詳しくはこちらでご確認ください。
手続きにかかる時間はおよそ10分。係員の案内にしたがって申請や写真撮影を進めるだけなので簡単です。
申請にあたっては、申請者の本人確認が必要となります。本人確認書類を下記の組合せで持参してください。
▼本人確認に必要な書類
●「通知カード」または「個人番号通知書」をお持ちの方
→A1点またはB2点
●「通知カード」及び「個人番号通知書」をどちらもお持ちでない方
→A2点またはA1点+B1点
A:運転免許証、運転経歴証明書(平成24年4月以降のもの)、顔写真のある住民基本台帳カード、パスポートなど
B:健康保険証、介護保険証、年金手帳、公的年金証書、社員証、学生証、医療受給者証、診察券(氏名、生年月日が記載されているもの)など
※有効期限内で、住所・氏名が住民票と同じ本人確認書類が必要となります。
※15才未満のお子様のカードを申請する場合は、お子様及び法定代理人双方の本人確認書類が必要です。また、お子様と法定代理人がご一緒にご来場ください。
●スマホでの申請は3ステップ!
ステップ1.メールアドレスを登録
スマホのカメラで交付申請書のQRコードを読み取り、申請用WEBサイトにアクセスしてメールアドレスを登録。
ステップ2.顔写真登録
登録されたメールアドレス宛に通知される申請者専用WEBサイトにアクセスし、スマートフォンのカメラで撮影した顔写真を登録。
※ あらかじめ撮影しなくても操作中に撮影することもできます
ステップ3.その他申請に必要な情報を入力
生年月日や電子証明書の発行希望の有無、氏名の点字表記希望の有無を入力。送信すると申請完了です。
PCでの申請についてもほぼ同様の流れです。また、個人番号カード交付申請書に必要事項を記入し、顔写真を貼り付けて郵送することもできます。
●Pick Up!まちなかの証明写真機からの申請
実は、マイナンバーカードは、まちなかにある証明写真機(※)からも申請可能。タッチパネルから「個人番号カード申請」を選択し、交付申請書のQRコードをバーコードリーダーにかざします。必要事項を入力し、顔写真を撮影して送信したら申請完了!
(※)申請に対応していない機種もありますのでご注意ください。
今回は、マイナンバーの基礎知識や活用術をご紹介しました。これまで面倒に感じがちだった行政・民間の手続きも、マイナンバーカードを活用することでスムーズになります。マイナンバーカードをまだ取得していない人は、便利な「出張申請受付」などを利用して、この機会に申請してみてはいかがでしょうか。
写真提供:写真AC、pixta
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