春のごちそう、「甘えび」
今月、えびカゴ漁が解禁になるんです!
新鮮な甘エビが買えるこの季節に、ぜひお試しいただきたい!
日本料理のプロに、尻尾から頭まで使える絶品レシピを伝授いただきます。
教えていただくのは、日本料理の老舗「すすきの浪花亭」の総料理長、村井隆さん。
春の卒業・入学のお祝いごとにもぴったり!!
甘エビのうま味がたっぷり味わえる海老出汁椀と、甘エビの卵かけごはんの豪華2品を教えていただきます。
気になる甘エビのたまごかけごはんとは一体!?
早速料理スタートです!
<材料(2人分)>
・甘エビ 40尾(約500g) ・ご飯 200g ・卵2個
・昆布ダシ(昆布もどし汁) 500cc ・塩 小さじ1/2
・市販のすし酢 適量
<作り方>
甘エビは塩水(2.3%が目安)で洗って、水気を切ってキッチンペーパーで拭きます。
エビの頭と胴体を分け、胴体のカラをむきます。
尻尾を押すときれいにむけます
エビの身はキッチンペーパーの上におき、ラップをかけて冷蔵庫に入れておきましょう。
頭からエビみそを絞ります。
エビみそと同量のしょうゆを混ぜれば・・・エビしょうゆの完成!!!!
フライパンにエビのカラと頭を入れ、いります。
このとき、油は必要ありません。
マッシャーやおたまで砕きながら中火~弱火で10分炒めます。
フライパンの中に昆布の戻し汁を入れ、中火で5分煮ます。
ザルの上にキッチンペーパーをのせ、ダシ汁をこします。
このエビ出汁は、冷凍保存可能!
たくさん作って保存しておけば、エビ出汁カレーやエビ出汁卵焼きなどいろいろな料理に応用できます♪
8、水滴が落ちるまでだし汁をこせたら、だし汁を鍋に戻します。
塩を加えます。
片栗粉(大さじ1)を昆布だし(もどし汁)20ccにとき、鍋の中のだし汁の中に入れます。
9、とろみがついたら、鍋の中に卵白(2個分)を入れます。
※卵黄はこのあと使うので取っておいてください
とろみがあると卵白が均一に混ざります。
海老出汁椀の完成です!!
エビの風味が口の中に広がる贅沢な一品です。
続いては、エビの卵かけごはんを作ります。
1、温かいご飯に市販のすし酢を混ぜ、酢飯を作ります。
2、そこに、先ほどの出汁椀で余った卵黄を混ぜます。
すし飯に卵黄とは、意外な組み合わせ。
卵黄と甘エビの食感が相性抜群なんだとか。
3、酢飯を皿に盛り付けたら、冷蔵庫に入れておいたエビの身を酢飯の上に隙間なく並べます。
4、お好みでキュウリと人参の千切りを彩りで添えます。
5、先ほど作っておいたエビみそしょうゆをかけて「甘エビの卵かけごはん」が完成です!!!
エビの甘みと卵のコクが絶妙にマッチ!!!
簡単なのに、豪華でとっても華やかな2品が完成!
春のお祝い事に、ぜひお試しください。
※掲載の内容は番組放送時(2022年3月10日)の情報に基づきます。