北海道民が愛するお肉料理の定番といえば・・・
しゃぶしゃぶ、ジンギスカン、そしてザンギ!
ご自宅で作るという方も多いのでは。
そんなお肉料理を、知って得するテクニックでよりおいしく作ってみませんか。
教えていただくのは、肉を極めたグルメライター、松浦達也さんです!
まずは、しゃぶしゃぶをより柔らかく、ジューシーに食べられるワザからご紹介!
注意点は、肉をお鍋に入れる際、沸騰させないこと。
100度のお湯で加熱すると、お肉は硬くなってしまうんだそう!!
沸騰したお湯で野菜を煮たら、お肉を入れる前にいったん火を止め、余熱で肉に火を通します。
入れた瞬間に色が変わらない温度(75度)がベストなんだとか。
全体が薄ピンク色に変わったら食べごろ!
必ず全体の色が変わったことを確認してください。
(※75度で1分以上は加熱してください)
続いては・・・
道民にはおなじみ、冷凍の袋入りジンギスカン。
こちらを美味しく食べる際のポイントは、解凍する際、常温に置いたりお湯に漬けたりしないこと!!
冷蔵庫に入れてゆっくり解凍するのが重要。
ゆっくり解凍することで肉汁の流出が抑えられるそう。
急いでいるときには、氷水に入れて解凍するのも◎。
冷蔵庫に入れるよりも解凍が早いんだとか!
食べる際には、脂身を取り除くのも、美味しく食べるためのテクニック。
羊の臭みは脂身に集中するので、苦手な方でも食べやすくなります。
最後は・・・
肉汁あふれるジューシーなザンギの作り方!
鶏肉を「調味液」に漬けましょう。
【調味液(鶏肉250g分)】
・水 大さじ2 ・砂糖 小さじ1 ・しょうゆ 大さじ1 ・塩 ひとつまみ
・酒 小さじ1 ・ショウガ 小さじ1 ・ニンニク 1/2 ・いりごま 適量
材料に、「水」を使うのがジューシーさのポイントです!
水分を補って、鶏肉にジューシーさを加えます!!
【作り方】
① 鶏肉は、1つあたり25g~30g程度にカットします。
② ポリ袋に調味液と鶏肉を入れ、肉の中に液体がすべて入る用に、揉み込みます。
揉んでいくと、水分が減ってお肉の中にしみ込んでいくのがわかります
時間があれば、冷蔵庫に30分~1時間漬け置いてなじませましょう。
③ ポリ袋に、片栗粉50gを入れてよく混ぜます。
④ 皮が外側になるよう、肉をまるめます。
⑤ 180度の油で2分間揚げます。
⑥ 2分揚げたら、肉をいったん油から取り出します。この段階では、まだ中は生焼け!
4分間待ち、余熱で火を通します。ここもポイント!
⑦ 4分たったら、180度の油で再度30秒揚げて表面をカリっとさせれば完成!!
まるい形も可愛い♪
丸く成形することで、肉に火が均一に通り、肉汁がしっかり閉じ込められるのです。
完成したザンギは、肉汁がジュワーっ!!!
鶏肉に水を加える&余熱で火を通す、この2点で柔らかくジューシーになるんです。
鶏肉と水分の相性は抜群♪
チキンソテーも、水と塩と砂糖をもみこむとジューシーに!
知って得するお肉料理のコツ!
ぜひお試しください。
※掲載の内容は番組放送時(2021年11月11日)の情報に基づきます。