2025.09.24

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札幌では通勤・通学時間帯が雨風ピークに…北海道全域で雨 100ミリに達するおそれも/天気予報&気象予報士解説・2025年9月24日更新

北海道のあす25日(木)の天気と、週間予報を、HBCウェザーセンターの児玉晃(こだま・あきら)気象予報士がお伝えします。
児玉気象予報士が描いた、独特なイラストとともに…。

【この記事の内容】
・ポイント解説
・あすの北海道の天気と気温
・あすからの北海道の週間天気予報
・あすの札幌の朝昼晩の天気

雌阿寒岳の降灰予報

火山活動の活発な状態が継続している雌阿寒岳には、降灰予報というものが発表されています。
もし噴火が発生し、噴煙が1000メートルまで上がった場合、火山灰が届く可能性のあるエリアを3時間ごとに表しています。
まず今夜6時から9時。上空は南風が吹くので噴火した場合、噴煙は美幌町など北に流れます。

夜遅くになると網走市内に。

そして、未明、明け方は雌阿寒岳からおよそ80キロ離れた網走の海岸線まで、噴火した場合、噴煙が達します。
距離が長くなるのは、火山活動が活発になるのではなく、低気圧の影響で上空の風が強まるためです。
そして、この低気圧の影響で道内荒れた天気になりそうです。

低気圧の影響で荒れた天気に…

雨の見通しを見ていきましょう。
今夜は大きな崩れはないですが、日付が変わると雨雲の塊が近づきます。

あす25日(木)明け方になると道央や道南から雨が強まります。
雷を伴った1時間に30ミリの激しい雨、突風の発生するおそれもあります。また、札幌周辺など通勤通学が雨や風のピークとなるため、最新の交通情報も確認して下さい。

これからあす25日(木)午後6時までの24時間に降る雨の量です。黄色やオレンジ。道南や道央、十勝、宗谷地方を中心に50ミリ前後、利尻島周辺や函館の恵山、赤色の奥尻、乙部町、八雲町、せたな町周辺など多いところ100ミリの大雨です。低い土地の浸水や土砂災害、川の増水などに注意して下さい。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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