2025.07.26
暮らす衰退が危ぶまれるマチをどう救えるのか。
地元の高校生や利用者から意見を聞いて、村上さんが思いついたのが、東京で培ったレストラン経営のノウハウを活かせるビールづくりでした。
「環境も空気も食材もいいので、自分たちでお金を稼いで雇用を生んで、人を多く使ってマチが元気になっていく」
町もこのアイディアに賛同し、醸造所を設置。4月に生産をスタートさせました。
6月上旬開かれた町民向けの試飲会。
町立の醸造所でできたビールの味に町の人々が「おいしい」「これで沼田町をもっと知ってもらいたい」とにっこり。
評判は上々で村上さんも手応えを感じています。
「醸造所のそばで飲むのが絶対においしい。廃線まであと1年あるので、JRに乗ってぜひ1回飲みに来てほしい」
飲めばマチへの“エール”になる。
全国初の取り組みでうまれた『ライスエール』が、マチおこしにつながるか注目されます。
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2025年6月13日)の情報に基づきます。
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