2025.07.19

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「こころが男性どうし」のふうふと、3人の子ども 悩みながらも進んできた、家族の日々

第3子の誕生、マイホームも

出産予定日より、早く誕生したというじゅったん。しばらくはNICUに入っていたため、きみちゃんは先に退院することになったそうです。

2人の自宅は千歳市で、出産をした札幌の病院までは距離がありました。毎日面会に行くことが難しい2人のために、助産師がじゅったんの様子を記録してくれたノートを、きみちゃんは宝物にしています。

半年ほど前には、マイホームを購入しました。きみちゃんの夢だった、家庭菜園ができる庭付きです。

「ここにトマトがなってるよって、カメラマンに教えてあげて」
身長より高く伸びた苗の間をかけまわるみぃくんに、ちかさんが声をかけました。

キッチンも広くなりました。きみちゃんが料理をしていると、甘えん坊のみぃくんがかけよってくるといいます。撮影しているこの日も、カメラマンの足元をすり抜けていきます。きみちゃんが、わたしに抱っこされているみぃくんの顔をのぞきこみます。

料理中のきみちゃんと、みぃくんを抱っこするわたし

「いつもご飯おいしい?」ときみちゃんがきくと、みぃくんは小さな手をあげました。

食卓に座り、1人でごはんも食べられるようになったみぃくん。「(じゅったんが)泣いてるよと教えてくれたり、自分で泣き止ませようと抱っこしてくれる」と、きみちゃんは見守るような目で、みぃくんのお兄ちゃんぶりを教えてくれました。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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