2025.07.14
暮らす間野さんは、「動物の活動時間帯は人間の影響を受けます。札幌ではこれだけたくさんの人が活動しているので、基本的にクマは日中の活動は避けている。でももしこのマチから人がいなくなったら日中も活動するでしょう。いま、日中にクマが住宅地を歩いていないということは、人を忌避している。積極的に寄ってくるクマではないと思える」と話しました。
円山西町の住宅地では、4月に「クマらしき動物」、6月末にはクマが目撃されていますが、いずれも夜の時間帯です。
間野さんは、「人の活動がおさまっている夜明けと夕暮れの時間帯に、ジョギングなどの活動をすると遭遇の確率は上がるということになります。ただ、朝やっぱり活動したいということはあるでしょう。そのときは、人の存在をきちんと知らせる。音は漫然と出すのではなくて、どれだけ音が出るかには風向きも考える必要がある。鈴をつけてるから大丈夫ではなくて、音で知らせるということを意識する必要があります」と呼びかけました。
ほとんどのクマは、「音を出す」などで人がいることを知らせると、人を避ける行動をとります。お互いに気づかずにばったり出会うと事故のリスクが高いため、クマ鈴はそれを避けるためのひとつの対策です。
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