2025.07.08
育む核家族化などにより、子育てを親に頼りづらくなっている今。
産後の母親を社会全体でサポートしようと、行政は“産後ケア”に力を入れています。
しかし、まだ十分に普及していません。一体なぜでしょうか。
連載「じぶんごとニュース」
風邪をひかないようにと、自分よりも子どもたちの髪を先にドライヤーで乾かします。
安藤のぞみさん35歳。
8歳の長女を筆頭に、5歳の次女、4歳の三女、そして生後6か月の四女と、4人の女の子を育てています。
晩ごはんは、子どもたちの大好物のローストビーフ。
子どもが食べる量に合わせて盛り付けますが…。
赤ちゃんの泣き声が聞こえて中断です。
お腹を空かせた子どもたちが待っています。
片手で料理を続けて…完成。
食事中は、赤ちゃんをあやしながら、幼稚園に通うお姉ちゃんの話にも耳を傾けます。
のぞみさんの夫・遼さん(36)は、消化器科の医師です。
子育てに協力的ですが、夜勤などがあるため、4日間、家に帰ってこられないこともあります。
あわただしくごはんの時間も終了。
それでものぞみさんは「きょうは、座って食べられたほうです。いつもはキッチンで終了のときも多いので…」と話します。
子どもたちが寝るまでは、ゆっくり座る暇もありません。
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