2025.07.06

暮らす

札幌でも小学校が統合…6か所で再編計画も「効率的なまちづくり」を見据えた動きとは

小学校の再編は「マチの再編」

新たな通学区は旭小学校の通学区を含む範囲になります。

旭小学校の学区の一番端から、新しい小学校が建てられる豊平小学校まで歩いてみると…

車通りが多く自転車の往来もある大通りの道も。
小さな子どもが歩くには注意が必要かもしれません。

そうして豊平小学校に到着するのにかかった時間は大人の足で、約30分。
小学生、特に低学年には大変な距離になりそうです。

札幌市は新校舎の建設に伴い、隣接する豊平まちづくりセンター・地区会館や児童会館も再編する計画です。

狙いは人口減少を見据えた「効率的なまちづくり」です。

今、札幌では豊平区、東区、南区の6つの場所で小学校の再編計画が進められています。

札幌市教育委員会・学校配置マネジメント担当課長の日比野篤さんは「学校にまちづくりセンターや地域の人が集まる場所も一緒にしますし、学校を通じて、地域の皆さんが集まってくれるような場所が増えていければいいなと思っています」と話します。

地域にとって最も身近な公共施設の「小学校」。
その姿が変わることは、マチの形も変わることを意味しています。

連載「じぶんごとニュース

文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2025年6月9日)の情報に基づきます。

HBC報道部

毎日の取材で「気になるニュース」や「見過ごせない事案」を、記者が自分の目線で深掘り取材し、「ニュース特集」や「ドキュメンタリー」を作っています。また、今日ドキッ!の人気コーナー「もうひとホリ」「もんすけ調査隊」も制作しています。最近は放送にとどまらず、デジタル記事、ドキュメンタリー映画、書籍など、多くのメディアで展開して、できるだけたくさんの人に見てもらえるよう心掛けています。北海道で最初に誕生した民間放送の報道部です。

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