長谷川さん:「まだ、買い物していないですよ。これを買っただけ。おせんべい美味しいの。あまり売ってなくてこっちではね。たまたま売っていたから…食べてみます?」
番組スタッフ:「食べてみます??あとでね」長谷川さん:「私が精算しないとダメだ。何て言うことでしょう」
取材に協力してくれたのは、西区にお住まいの長谷川 みつえさん。
先程手にしていたのは、東京の人気店のおせんべいです。
長谷川さん:「私東京で働いていたので食べたことがあって」
番組スタッフ:「東京で働いていた?」長谷川さん:「定年まで働いたときに、父が具合悪くなって。それで、介護で帰って来て5年ぐらい父をみて、亡くなって…」
数年前に母親を亡くしていた長谷川さんは、ひとりで父の介護をしていたそうです。
長谷川さん:「介護は大変でしたけど、父とあんなに話せたのは初めてで…」
実家が酒屋を経営していて、幼い頃から、両親と話す機会が少なかったと言います。
札幌に帰って来てからは、父と何気ない親子の会話ができたことが嬉しかったそうです。
そんな長谷川さん、今から約50年前、ある夢を追いかけて上京しました。
長谷川さん:「脚本家になりたかったんです」
番組スタッフ:「舞台の脚本家?」長谷川さん「そうそう。なりたかったんだけど、才能がいまいち ついていかなくて」
脚本家を目指して、東京の大学の文学部に進んだ長谷川さん。
夢に向かって、青春時代を過ごしました。
ただ、現実は、厳しかったようで…
長谷川さん:「(大学を)卒業して、少し物書きをやろうと思ったんですけど、やっぱり食べていけないの。ちょっと頼まれて書いたりはしたけど、新人だし1万5000円とか。1本ですよ。1本書くのにいっぱい調べないといけない。月にそんなに書けないわけですよ」
長谷川さん:「それだから働いて、ちゃんと安定したところをもっていた方がいいかなと思って。そしたら仕事が忙しくなったから」
番組スタッフ:「今も舞台は観に行く?」長谷川さん:「東京にいた時は観に行ってたんですけど、介護で戻って来てからは全然。年になっちゃったからね。もういいやと思って」
ここで買い物終了!
合計金額は…
1万4373円でした!
札幌に戻って、約5年。
長谷川さんには、新しい夢ができたそうです。
長谷川さん:「北海道のよさを東京の友達にわかってもらいたい。遊びに来てと言っているんだけど、みんな忙しくてなかなか来てくれないのよね」
番組スタッフ:「夢がかなうといいですね」長谷川さん:「そうですね」
※掲載の内容は番組放送時(2025年6月13日)の情報に基づきます。
■ 『北海道ソフトクリームラリー2025』171店舗が参加!とろけるしあわせ巡りで豪華賞品が当たるかも?
■【6選】「たい焼1匹入ります」「採れたて完熟いちごトッピング」函館市で注目のソフトクリーム! #北海道ソフトクリームラリー2025
■【5選】ねこがちょこんと乗って待ってます 北海道本別町・浦幌町の注目ソフトクリーム #北海道ソフトクリームラリー2025
パートナーメディア