夢を追う高校生が、プロの現場で声を吹き込むーー。
録音ブースのマイクに向かったのは、北海道芸術高校・声優コースの3年生。
HBCのテレビ番組『タイトル未定のパキラっしゅ★』で、6月放送分からナレーションを担当することになりました。
この日は、その初収録。
声優という夢への、確実な一歩です。
北海道芸術高校は、普通科目のほか、特有の芸術科目を学べるのが特徴です。札幌キャンパスでは「声優」「マンガ・イラスト」「ファッション・ビューティー」「美容師」「ミュージック」「ダンス&ボーカル」の6コースを設置していて、各分野の現役プロによる指導のもと、生徒の「やりたい!」を応援しています。
今回のテレビ番組でのナレーションは、朝の情報番組『THE TIME,』内のコーナー「北海道!中高生ニュース」で同校が取り上げられたことをきっかけに実現しました。
ナレーターは、校内オーディションを経て決定しました。
声優コースの全学年を対象に立候補者を募り、HBCから提示された課題原稿をもとに音声を収録。そのボイスサンプルをもとにHBCが審査し、2名の生徒が選ばれました。
そのうちの一人、6月・7月のナレーションを担当するのが、今回収録に挑んだ3年生の古川鈴奈(ふるかわ・すずな)さんです。
「オーディションの結果を聞いた時は、“自分でいいのかな”という不安もありましたが、それ以上にうれしかったです! 今までも企業さんのPR動画で公式キャラクターの声を担当したことはありますが…テレビ番組でナレーションを務めるなんて、本当に貴重な経験だと感じています」
収録が近づき「緊張する〜」と笑う古川さん。
「番組の雰囲気に合った声のトーンやテンション、それから滑舌にも気を配って。楽しみながら挑みたいです」と意気込みを語ってくれました。
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