せっかく作った新獣舎になかなか入ってくれないキリン親子。旧獣舎から歩いてすぐなのに、どうしてなのでしょうか。
渡邊誠克園長はキリンの生態についてこう話します。
「キリンは野生下では肉食の動物から身を守るということがあり、嗅覚とか聴覚、視覚すべてにおいて能力の高い動物。あと理由の1つに頑固な一面がある」
さらにもう1つの理由が警戒心の強さです。
こちらは2013年、おびひろ動物園で飼育されていたオスのキリンが釧路市動物園に引っ越すときの様子です。
輸送用の檻に警戒してなかなか入ろうとしません。
入っても逃げ出してしまいます。
その後、檻に入る練習を重ね、10日後にようやく引っ越しに成功しました。
実はメスの「ユルリ」も2019年に東京の多摩動物園からやって来たキリンです。
このときは25時間の長旅だったにも関わらず、すんなりと入居してくれました。
とにかく今の引っ越しでも大切にしているのは「強制しない」こと。
「注意を向けさせてキリンが自発的に入るようにというやり方でやっている」のだといいます。
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