2025.05.17

みがく

芸妓になって、できるようになったこと3選 「ならでは」のその場に合わせる・空気を読む技術【さっぽろ芸妓日記vol.21】

芸妓になって、できるようになったこと①着物をひとりで着られるようになった!

私の連載では散々申しておりますが、真っ先に思いつくのがこちら。
知識ゼロからスタートしましたが、今では着物の種類やTPOなどが少しずつ分かるようになってきました。なにより、ひとりで着付けができるようになったのが嬉しいところ。

お姐さんと歌舞伎を観に東京へ行った時の写真。旅先でも和装を楽しめるのが嬉しいです

見習いの頃は、お姐さんに着付けを教えていただきます。早くひとりで着られるようにと、休日に一生懸命練習したのが懐かしい思い出です。
当時、熱心に指導してくださったお母さんやお姐さん方には感謝の気持ちでいっぱいです。

今でも「こういうシーンでこのお着物と帯の組み合わせは大丈夫でしょうか?」なんて相談させていただくこともよくありますよ。身近に着物の先生がたくさんいてくださり有難いですね。

プライベートでは、着物に興味のある友人と一緒に和装を楽しんだりしています。

芸妓になって、できるようになったこと②人見知りが直った!

もともと、母親の後ろに隠れて、ひたすらもじもじしているようなシャイな子でした。

今でも人前に出るのは緊張しますが、昔の自分が今の自分の姿を見たらびっくりするだろうな…という程、変わったなと自分でも思います。笑
お仕事柄、初めましてのお客様とお話をする機会が多いので、そこで鍛えられましたね。

かしこまった接待の場ではあまりでしゃばりすぎず、プライベートの少しくだけたようなお席ではちょっぴり込み入ったお話を…など、“その場に合わせる・空気を読む”のは今でもやはり難しいなと感じます。

ちなみに、札幌のお姐さん方は皆さんお話が上手でとてもおもしろいんです。ご一緒させていただくときは、いつもお勉強させていただいています。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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