2025.05.13

暮らす

北海道の老舗ジンギスカン店が「二足のわらじ」新たなチャレンジが飲食業のチャンスに

居酒屋チェーンが挑む新業態 「ハイブリッド型」とは?

札幌市清田区の北野通沿いにある北海道民にはおなじみの赤い看板「つぼ八」。
でも、この店舗ではその下に『焼肉の達人』と書いてあります。

18日にオープンしたばかりの店内は、12のテーブルに焼肉用のロースターとダクトが設置され、焼肉専門店の佇まいです。

道産の黒毛和牛カルビはとろける美味しさ!本格的な焼き肉店です。

実はここは、同じテーブルで焼肉店の定番メニューと居酒屋『つぼ八』の全メニューが注文できる「ハイブリッド型店舗」なんです。

新たな挑戦の理由は、「コロナ明けの変化」だったとつぼ八の國定公彦取締役が話します。

「2次会、3次会の利用が減ってきたのもありますし、午後8時以降の来店客も激減してしまった。そういった中で、1か所で長時間楽しめるような業態を開発しなければいけないという思いから展開することになった」

ハイブリッド型の「つぼ八・焼肉の達人」は、この北野通店が北海道内9店目です。

『つぼ八』チェーン全体の売り上げは、コロナ前の86%までしか回復していません。

しかし、ハイブリッド型に改装した店舗は、売り上げが2割から3割アップしています。

「祖父母は居酒屋料理をつまみながらお酒を飲んで、ご両親・お孫さんは焼き肉を召し上がっていただくとか。今までよりも1品2品多く召し上がっていただける客が大半です」

コロナ明けの時代にマッチしたハイブリッド型店舗を増やしていく計画です。

文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2025年4月28日)の情報に基づきます。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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