2025.05.13
出かけるHBC テレビで、毎週月~金曜ごご4:50~7:00に放送中の情報ワイド番組「今日ドキッ!」。
北海道のさまざまな話題をご紹介している「今日ドキッ!」から、選りすぐりの情報をお届けします。
新しいお店が次から次へとオープンする一方、長く続いているお店があります。
北海道で50年以上続くお店にスポットをあて、愛されている理由を探るコーナー「ザ・ロングセラー愛されるにはワケがある」。
今回は、室蘭の白鳥大橋のたもとにある、道内で一番歴史のある水族館の名物に注目しました。
おけをトントン叩いてエサをおねだりするゴマフアザラシの「さつき」や…
ヨチヨチと歩くかわいいペンギンたちに会いにたくさんの親子連れが訪れます。
この場所に、多くの来場者を魅了してやまない“うまい名物”があります。
東日本最大の吊り橋として、27年前に完成した白鳥大橋。
白鳥が羽根を広げたような優雅な姿に見えることから、そう名付けられました。
この白鳥大橋のたもとに、ゴールデンウイーク中、最も賑わいを見せる貴重な施設があります。
道内で最も歴史のある水族館として親しまれている「市立室蘭水族館」です。
その歴史は大変古く、今から72年前の1953年(昭和28年)に道内初の水族館として開館しました。
番組スタッフ:「室蘭水族館にはよく来ますか?」地元客:「はい、子どものころから来ています」
番組スタッフ:「室蘭水族館には?」男性客:「久々ですね。小さいころ来ていました」
この室蘭水族館に中に、誰もが名物と認める小さなお店があります。
家族4代に渡って受け継いできた、創業72年の「つぶ焼き池田」です。
初代の室(むろ)キク江さんは曾祖母、先々代の池田 君江さんは祖母。
先代は母の理恵さん、そして4代目を継ぐために現在修行中なのが、娘の望美さん、28歳です。
実は望美さん、本業は会社員。勤めている会社に許可を取り、会社が休みの日だけ、この店に立っています。
なので、店を営業する4月下旬から10月中旬までの間、ほぼ休みがありません。
三好 望美さん:「月曜日から金曜日まで会社員として働いて、土日はこちらで働くということは結構体力的にもハードな日常を送っているんですけれども、人の笑顔見て『おいしかった』って言ってくれるだけでうれしいので、それだけで十分です」
三好 望美さん:「小学生のときに“なりたい職業ランキング”っていうのがありまして、“つぶ焼き”って書いてたんですよ。なのでやっぱり意識はしていたんですね、小学校から。つぶ焼きを食べてよろこんでくれるお客様の顔ですとか、『今年も変わらずおいしいね』とか、言っていただいたりするのは、たぶん子どもながらに伝わっていたのだと思います」
■120分限定の“異次元メニュー”!?大満足の「スパイスカレー店」のはずなのに…もう一度通わなきゃ!となるワケは【彩の街角ネクストフォーカス】