閉校をきっかけに、新しい出会いもありました。
ある日の午後、北海道大学内の部屋に教員たちと3人の大学院生が集まりました。
授業の一環で鈴川小学校を数か月にわたり取材し、映像を作っていました。
映像のタイトルは、「明るき窓あけて」。
鈴川小学校の校歌の歌詞から名づけました。VTRでは鈴川小学校の日常のほか、児童や教員、保護者や地域の人たちの「閉校」に対する思いが記録されてます。
「人数が少ない中で自分たちにできることはやっていくという生き方、過ごし方が印象に残った」
「コミュニティが失われる悲しさがあるだけではなく、次は何をやろうかという空気感があって『追いかけたい』と思った」
人口減少や子どもたちの教育のあり方、小学校が抱える課題…。
院生たちはたくさんの学びを得て、映像制作へのモチベーションにしていました。
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