2025.05.03

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新年度から10日で新入社員の「退職代行」が188件!先輩が感じた「社会人の壁」は

新入社員からの依頼は10日で188件(HPより)

4月からの新入社員からの依頼数は、11日午後3時現在で188件です。

男性・不動産業
「飲み会やイベントに強制参加。初日の飲み会を途中で帰りたいと相談したところ、『今日は来なくていいけど、次はないからね』と言われた」

女性・事務関連
「社長が入社式の最中に新卒社員ともめて、みんなの前で『なめてんのか』と怒鳴って説教」

女性・レジャー業
「社訓をひたすら叫んだり、何回もテストをしたり指摘されたりする合宿をさせられた」

退職への心理的ハードルが…

令和時代のいま、退職に対する意識も変化しています。

「退職に関する心理的ハードル」のアンケート結果によりますと、「下がっていると思う」という人は、9割以上にのぼります。

その理由は…、
【1位】 一般的な選択肢となっている 79.3%
【2位】 無理に長く務める必要性がない 51.4%
【3位】 自己成長に前向きな風潮がある 48.7%
【4位】 働き方を選べるようになっている 37.9%
【5位】 自分の幸せを重視する風潮にある 37.1%

「入社後すぐに退職」法的に問題は?

橋本・大川合同法律事務所の大川哲也弁護士に聞きました。

「退職は基本的に自由」です。

ただし、会社に損害を与える辞め方はNG。
例えば、不当に仲間を募って辞める、会社の秘密や情報を盗んで辞めるなどの場合は、損害賠償を請求される場合もあります。

一度は働こうと思って入った会社。
働く本人も、採用する側も、「すぐ辞める」のはお互いにとってあまり幸せなことではないので、しっかりコミュニケーションをとって、言い合える風通しのいい職場を目指していくのが大事ですね。

文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2025年4月11日)の情報に基づきます。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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