自由軒のように、豚肉文化が根付く旭川。
食べた人たちが口をそろえていう「豚肉の柔らかさとうま味の秘密」はどこにあるのでしょうか?
二代目 輝彦さん:「昔から豚しか使っていない。牛は一切使っていなかったから。旭川は豚のマチだからな。養豚(場)、でっかいのはありましたからね。だから、旭川の豚は高く内地に売れていたからね」
二代目 輝彦さん:「脂の白いのじゃないと美味しくないんだよ。だから脂で80%美味しいかまずい決まっちゃうんですよ。豚だけは。柔らかさが違うし、旨味が違いますよ」
この分厚い豚肉を使った肉ライス以外にも、自由軒にはいくつか名物があります。
お品書きを覗いてみると、なにやら気になるメニューを発見!
「名物・味噌汁」に「わらじ焼肉」?
これはいったいどんなメニューなんでしょうか?
二代目 輝彦さん:「昔はね役所の人、味噌汁ライスがめちゃくちゃ出たんですよ」
お客さん:「このサイズでみそ汁食べることないんでとても楽しいですね」
お客さん:「ジンワリ沁みいる味っていうんですかね、甘みがね、深い。卵がもう最高すぎて、これだけでいけちゃうじゃん。たまんないっすね。ほっとする味です」
二代目 輝彦さん:「ラーメン丼に卵と肉が入って、あとちくわが入ってる。卵と肉があるから少し普通のお椀の豆腐汁よりちょっと旨味が増すかな。肉のだしって意外と出るんですよね」
そして、気になるのは「わらじ焼肉」。
「わらじ焼肉」とは、通常の肉ライスの倍の大きさとなる400グラムの豚ロースを使ったポークチャップのこと。
見た目がまるで「わらじ」のようなだと例えたお客さんの言葉から、「わらじ焼肉」と命名したとのことです。
実は自由軒は、多くのファンを魅了してやまない人気グルメドラマのロケ地にもなった店で、主人公の井之頭五郎が舌鼓を打った店としても有名になりました。
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