2025.04.24

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LGBTQであることをカミングアウトしたら否定的な言葉が返ってくるのでは…見られ方・関わり方に変化はある?【お悩み#84】

はーいみなさん、ごきげんよう!満島てる子です。

とうとう新年度到来!
みなさん、きっと鬼の忙しさではあるんだろうけれど、同時に新鮮さたっぷりの日々を過ごしていたりもするんじゃないかしら。

札幌のLGBTQコミュニティにも、春の芽吹きを感じるニュースが。
あたしが2024年まで実行委員を務めさせてもらった「さっぽろレインボープライド」。
先日、とうとう2025年の開催日程が発表されたのです!

2025年は9月13日(土)、14日(日)で行われるとのこと。
現在クラウドファンディングも実施中らしく、「そうかぁ、もうそんな季節なんだよねぇ」と、古巣の動きに勝手に懐かしさを覚えていたりもしたのでした。

ライター・満島てる子

LGBTQに関する活動って、規模感ややり方も様々。

あたしもあたしなりに、ひとりのオープンリーな当事者のひとりとして、これからもできることをやっていければなぁなんて考えていたところだったのですが。

そんなタイミングでこんなお手紙が。ご紹介させていただきます。

読者のお悩み:LGBTQ当事者であることをなかなかカミングアウトできない自分。悩みは尽きず…

あらあら、以前あたしの話を聞いてくれたことがあるなんて!嬉しいわぁ。
なないろさん、講演への参加はもちろん、今回はお手紙まで送ってくださって、本当にありがとうございます。

そっか、あなたは性指向が女性で性自認が女性なのね。
ってことは、自己紹介のときに使うであろう単語は、レズビアンってことでいいのかな。

LGBTQの当事者との出会いは、あたしにとってもコミュニティのつながりを感じる大事な機会なので、なんだかこうした投稿をいただけたことは、個人的にひときわ嬉しかったりします。

しかしながら、そうかぁ。ご家族になかなかカミングアウトできずにいるのね。
自分のセクシャリティを伝えるか否か。これって当事者によってそのスタンス、実に千差万別だよなぁって、あたしは日々思っているの。

だってまず、あたしたち性的マイノリティってさ、そのひとりひとりの置かれている現状からして、人によって全然違うじゃない?
ましてや家族との向き合い方となると、そもそもの「家族のあり方」自体のバリエーションに加え、「おのれのスタンス」や「精神状況」もあいまって。

自分自身を振り返ってもそう思うけれど、当事者ひとりを例にとったとしても、その誰かの生きている過程のなかですら、一貫したものを見出せるわけではないように思います。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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