2025.04.17

暮らす

なぜ春の天気はコロコロ変わるの?北海道の天気予報&気象予報士解説/2025年4月17日更新

北海道のあす18日(金)の天気と、週間予報を、HBCウェザーセンターの児玉晃(こだま・あきら)気象予報士がお伝えします。
児玉気象予報士が描いた、独特なイラストとともに…。

【この記事の内容】
・ポイント解説
・あすの北海道の天気と気温
・あすからの北海道の週間天気予報
・あすの札幌の朝昼晩の天気

全道的に春の陽気

きょう17日(木)の札幌はよく晴れて暖かくて、外に出たくなるような陽気でした。
札幌は5日ぶりに日差しに恵まれ、全道的にも春の陽気が戻ってきました。午後4時までの最高気温は、広い範囲で昨日より5度前後高く、10度を超えました。札幌は15.5度、赤枠の室蘭や苫小牧などは今年一番の暖かさ。道内で一番高くなったのは、十勝南部の大樹町で18.2度でした。

春に〇日の晴れなし?

突然ですが、「春に〇日の晴れなし」。何の数字が入るでしょうか?

正解は「春に3日の晴れなし」です。春は天気の変化が早く、3日と晴れが続かないという意味です。なぜコロコロ天気が変わるのでしょうか?

それは上空を流れる強い風、ジェット気流が影響します。偏西風とも呼ばれますが、春になると北海道を含む日本の上空を流れます。冬は日本の南、夏は日本の北を流れるので、春は北上する途中で日本列島を通ります。この強い風に乗って、雨を降らせる低気圧と晴れをもたらす高気圧が次々にやってくるため、目まぐるしく天気が変わります。気圧の変化も大きく、頭痛を訴える人も増えるんです。あす18日(金)は低気圧が近づき、天気は下り坂です。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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